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「…ズルい!!!」
JK「ほら、早くしないとこのプリンは俺の胃の中だよ?」
「あ、わわわわどうしよう…」
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ごー、よーん、さーん、とカウントダウンを始めるジョングクくんと、たじろぐわたし
JK「にー、いーーーち、…」
「あ、わ、…たし、は」
JK「バカじゃないの」
「えっ?」
はぁ、ってため息をついて
それと同時に、ほら。って差し出されたプリン
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JK「いくら何でも、そんな酷いことしないよ。
俺優しいから」
「おぉ…!!!!」
わたしが、プリンを受け取ると、また短くため息をついた
JK「全く…ほんと、バカなんじゃないの?こんなものの為に好きな人言いそうになるなんて」
「いやいやいや、元はと言えばジョングクくんが!」
はいはい、ってまた呆れたように笑う
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またさっきと同じように、ジョングクくんと並んで階段を上る
「…コーヒープリン、ありがと」
JK「え?あぁ。いいよ別に。俺それ食べないし別に。パン10個買ってるしね」
「え…いやいや、そんな軽い気持ちでプリンを買うなんて」
言ってる途中で、また"バカじゃないの"って呆れたように言って
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JK「察しなよ」
そう言って、急に早歩きになったジョングクくん
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作者名:ましろ。 | 作成日時:2022年9月1日 22時