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JK『あんだけヒョンと仲良かったですけど、ヒョンのこと好きなんですか?』






いくつか言葉を交わしてたら、唐突なこの質問





「なんですか、いきなり…」






JK『いや、気になっただけです。好きなのかなーって思って』









そんなんじゃないです、ほんとに?ほんとですほんと、なんて不毛なやり取り。









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JK『ヌナは、彼氏とかいるんですか?』







不意に少し声のトーンが低くなって、何を聞かれたのかと思った。









「あ〜、えっと」







こんなことを聞いてくるなんて、きっと面白がられてる、からかわれてるに違いないんだ。




それに、これ以上ジョングクさんと関わってはいけない気がして。相手は大人気のスーパーアイドル。




この、少しジョングクさんに傾いているであろう気持ちに区切りをつけなければならない。そう思った。











「そりゃ、もちろん。一般人の特権です」






JK『…へぇ。いいなあ〜』






でも、アイドルだって人間だし、彼女は欲しいと思うんですよ?ヌナ、って本音を聞いて






やっぱり男の人なんだなあ、と感じる






「あ、可愛い子なら私沢山知ってますよ?」




JK「や、ううん。いいよ、いらない」








彼女欲しい、ってさっきは言ってたくせに

変な人だな







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そのあと、小一時間ぐらいお話したけど

小さくて本当にどうでもいい嘘をついた自分に違和感を覚えた。





彼氏がいないって伝えても、結果は変わらなかっただろうに

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作者名:ましろ。 | 作成日時:2022年7月1日 19時

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