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結局、彼に電話をかけ直す勇気なんてできず、迎えた彼の誕生日も終わろうとしている




大学の頃仲良くしてくれてた友達とその日は予定があったし
仕方ない。仕方ないんだ。



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友人と別れて、帰宅すると


スマホにうつる、着信を知らせる通知




今度はテヒョンさんからだった

アイドルから連絡来て、故障しない私のスマホ頑丈〜なんて面白くないジョークを思いながら、通話ボタンを押し、耳にあてると




TH『やぁ!!!ねえ!1回では出てくれないの?』





電話越しでも伝わるほど、彼の大きな声




「私はそんな軽くて簡単な女じゃないんですよ」





笑い混じりに返し、水を1口含むと






TH『そんな残酷なこと言わないでよ〜〜

いや、でもほんと、A手強すぎ』





「手強い?なんのことですか?」






TH『んーん、こっちの話。…あ!あと、どうでもいいからってジョングガのこと、スルーしちゃダメだかんね!あの子が可哀想でしょ!全くもう!いひひっ!じゃあね!』





誕生日祝ってあげなよ、って付け足してテヒョンさんから電話が切れた




本当に可哀想って思ってるのかな。すんごい笑ってましたけど。







…って、結局テヒョンさんは何が言いたかったんだろ、




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JK「ヒョン…まじ余計なこと言わないでください」





TH「んー?元気だしなって、バースデーボーイ」

27【JK】→←25



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作者名:ましろ。 | 作成日時:2022年7月1日 19時

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