検索窓
今日:16 hit、昨日:57 hit、合計:248,185 hit

25 ページ25

.







.







.




昨日のテヒョンさんの言葉を思い出して、


カレンダーに目をやると、その日は明日に迫っていた。



"僕の誕生日"


『ヌナ!ここ僕の誕生日なんで覚えててくださいね』
そうニコニコしながら勝手にカレンダーに書き込んでたっけ。






まあ、私には関係の無い話だ






.









.








.




スキンケアをしに、洗面所へ向かう途中にある、オッパが来た時に泊まっていく部屋



…必然的に、彼が来た時のことを思い出してしまう。


あの時、上裸で、後ろから……って、ダメだダメだ、考えちゃ、思い出しちゃダメだ








顔に熱が集中するのがわかる。事実、洗面所の鏡に映る私の顔は真っ赤だった。






だけど、忘れられないんだ


あの日だけ、一緒だったシャンプーの香りも、彼が着た服も、香水の香りも、肌も、熱も






忘れようとするから、こんな事になってしまう


どうでもいいと思えばいいんだ





.










.





さっきより、引き締まった肌と視界





リビングにあるソファーに腰かける






と、通知を知らせたスマホ

着信が、1件







.











.











.




『ジョングク 3分前』




.









.




どうでもいい、なんて

思えるはずない

26→←24



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (312 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1190人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ましろ。 | 作成日時:2022年7月1日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。