それぞれの差（実、況、者。）完結 (ページ12)

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12話ページ12

レトさんの家に行きおばさんに合う

妃麻里「こんにちわ」
レト母「こんにちわ、大きくなったわね」
妃麻里「おばさんのお陰です」
レト母「そんなこと無いわよ」

リビングに案内されて座る

レトさんは自分の部屋に戻った

妃麻里「実はお話がありまして」
レト母「何かしら？」
妃麻里「レトさんを私に下さい！」

少し笑われて

レト母「もちろんいいわ」
妃麻里「ありがとうございます」
レト母「あの子もね、妃麻里ちゃんがいいって言ってたのよ」
妃麻里「初めて聞きました」
レト母「沢山困らせてあげてね」
妃麻里「それなら得意なので、まかせて下さい」
レト母「いいお嫁さんもらったわ」

微笑む

妃麻里「式は挙げた方がいいですか？」
レト母「出来れば挙げて欲しい」
妃麻里「わかりました」

扉が開きレトさんのお父さんが帰って来た

レト父「久ぶりだね、妃麻里ちゃん」
妃麻里「お久しぶりです、単刀直入に言うのですが。」
レト父「・・・」
妃麻里「レトさんを私のお婿さんに下さい」

微笑まれ

レト父「あんな奴でよければ」
妃麻里「ありがとうございます！」
レト父「きっと喜ぶな」
レト母「そうね」
妃麻里「レトさんいいな」
レト母「どうして？」
妃麻里「愛される存在があるって」

そう言うと抱きしめられ

レト母「妃麻里ちゃんも私の子供なの、生まれは違うけど。」
レト父「ちゃんと、愛されている。」
妃麻里「ありがとう…ございます」

部屋から降りて来たレトさんに
心配をかけた