無感情少女と人類最強の兵士長~Part1~ (ページ35)

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30話ページ35

貴女side

貴『リヴァイ兵士長。そろそろ、立体機動装置の訓練が始まるんですか？』

リ「あぁ。本当は、今すぐにでも始めたいところだがコイツの話が長い所為で昼飯を食えてないだろ。30分やるから、食ってから行くぞ。」

そういえば、ハンジ分隊長の話が長くて昼食を食べていない。

ハ「んー、本当はもっと話たいんだけど仕方ないな。じゃあ、A訓練頑張ってね^ ^」

貴『はい。ハンジ分隊長、巨人について教えてくださってありがとうこざいます。それでは、失礼します。』

私は、そのままリヴァイ兵士長と一緒に部屋を後にして食堂に向かった。

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リ「此処が食堂だ。此処までの道は覚えたか？」

貴『はい。大体は覚えました。』

あの部屋から食堂までは、遠くて時間がかかったが道のりは、大体は覚える事が出来た。

リ「そうか、ならいい。」

ガチャ

食堂のドアを開けると、ザワザワと騒がしかったのが一瞬にして静かになった。
そして、やはりリヴァイ兵士長と私に視線が集まった。

リヴァイ兵士長は、それを気にせずに、2人分の昼食をとり空いてる席に座った。

貴『もしかしてですが、リヴァイ兵士長待っていてくれたんですか？』

2人分の昼食をとり食べているのを見て、自分が来るまで食べずに待っていてくれたのではないかと思った。

リ「そうだが、何か問題があるのか？」

そうだったのか。

貴『いえ、それよりも待たせてしまってすみません。お腹が空いてませんでしたか？』

リ「お前が、謝る事じゃねぇ。それに、腹はあまり空いてなかったからな。今食べて丁度いい。それと、早く食え時間なくなるぞ。」

貴『そうですね。それでは、いただきます。』

ハッとして食べ始めるが、周りからの視線が痛い。

リヴァイ兵士長は、女兵士から人気があるってハンジ分隊長が言ってたな。

リ「・・・うるせぇ。」

貴『へ？』

突然の言葉に、腑抜けた声が出てしまった。

リ「お前じゃねぇよ。」

そう言うと、こちらに視線を向けていた兵士達をギロリと睨む。

リ「テメェらの視線がうるせぇって言ってんだよ。さっきまでは、ザワザワ騒がしかったじゃねぇか。」

リヴァイ兵士長が言い終わると、さっきと同じように兵士達は話だした。

リヴァイ兵士長って、兵士達に厳しいんだな。

しばらくして、食べ終わり外の訓練場に向かった。