無感情少女と人類最強の兵士長~Part1~ (ページ21)

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19話ページ21

貴女side

しばらくの間沈黙が続いたがリヴァイ兵士長がそれを破った。

リ「おい、風呂を貸してやるから今から入れ。服は、持ってきた荷物にあるだろ。」

風呂かそういえばもう夕方か・・・
夕飯食べてないけどいいか。

リ「夕飯は俺が持ってきてやる。それから、荷物はそこにある。」

貴『分かりました。ありがとうございます。』

私は、そう返事をして鞄に入っている服を取り出そうとしたが、

ん？

鞄の中は空っぽで一枚の紙が入ってた。

【Aへ。服なんだけどリヴァイの潔癖症があって少しでも汚れてると怒ると思うから、一気に洗っとくね^ ^服はリヴァイのを借りて♪ byハンジ】

貴『・・・あのリヴァイ兵士長、これ。』

私は、ハンジ分隊長からの手紙をリヴァイ兵士長に渡した。

読み終わったのか、

リ「チッ。」

リヴァイ兵士長は大きく舌打ちをした。

リ「仕方ねぇ、服は貸してやる。」

リヴァイ兵士長は、クローゼットを開けそこから白いシャツとズボンを取り出した。

リ「これでいいだろう。タオルは好きに使え。それから、風呂は綺麗に使えよ。」

バタン

そう言い残しリヴァイ兵士長ば出て行った。

・・・入るか。

私は風呂場え行き、服を脱ぎ始めた。

サラシを外し残すは左目に巻いている包帯だけとなった。

ゆっくりと外していくと薄紫の目が、露わになった。

左目を見るとあの日を思い出しまた激しい頭痛に襲われる。

貴『ッ！』

ズキズキと痛みがしばらく続いたが少しすると治った。

そして私はやっと風呂に入る事が出来た。