雪だるまくん8

クリスマスケーキその3 ページ43

佐「もうね、蕩けてるから最早飲み物！」
？？？？
向「滑らか？」
佐「滑らか過ぎて、そんな中でちょっとビターな感じなの。理性が忘れてしまうくらい」
岩「言葉も忘れてしまうくらい」
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ラ「きらめく苺のタルトはね、ひひ…フタを開いて」
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ラ「何層にもなってるの。スポンジクリームスポンジクリームみたいな」
…
ラ「あぁ！！」
パチンっ
『指ならしたw』
ラ「王道過ぎて、いう事ない。金メダル。ウサインボルトみたい」
『ウサインボルト？』
岩「ウサインボルトなの？」
ラ「そう！ボルトなの」

深「次、阿部ちゃんだけどこれほんとに阿部ちゃんの食リポじゃないと、みんな食べた事ないし、阿部ちゃんもないけど…」
渡「食リポ得意じゃん」
阿「キテルネ！って言う事で…」
向「ストーップ！」
深「きてないぞ！」
向「急になんかきて…」
『まぁまぁ…阿部ちゃん続き』
岩「お前、阿部に甘いぞ！」
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阿「まずは断面から、ケーキ生地、クリーム、ケーキ生地、クリームってなっていて」
深「うん」
阿「いただきます」
ラ「うわっうまそ」
…
阿「ん〜」
深「どうですか？」
阿「ふわっふわよ」
渡「きゃははははw」
阿「うまい！全体としては甘酸っぱいの。多分、ラズベリーソースが…」
ラ「うわっヤバいわ！」
阿「ちゃんと、その、これがルビーチョコレートの味なんだろうなって味がわかる！クワカオなのにぃ」
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阿「ちょっと社長みたいになっちゃったw」
渡「がははははw」
wwww
阿「カカオなのに、ベリーっぽい風味というか…ちゃんとあって、でも、チョコレートケーキとして完成されてる」
深「だって、みんな頷いてるもん」

ふっかが指を刺した方を見ると、ケーキ屋さん関係者の方々がみんな頷いていた

深「正直、全部美味しそうでした。みなさん。こっからですから」
宮「今ので結構揺らいでる」

いよいよ投票ということで、投票チームの4人が見えないように紙に書いて箱へと入れていく

深「じゃあ、俺らはちょっと食べてみるね。Aフォーク」
『はい』

ふっかにフォークを渡して2人で食べ始める

阿「何で4種類並んでんの？」
ラ「よくばりクォーターだよ」

深「これ、阿部ちゃんの第4の」
阿「うんうん」

2人でルビーチョコレートケーキを食べた

深「ふわっふわよ」
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『私、これ好きだなぁ』
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佐「何をやってるんだ！」
パシンっ

手作りのハリセンで叩いたさっくん
オチがついた所で、投票結果の発表をすることになった

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