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そんな私の、少し遅い訴えに
耳を傾けて うんうん と聞いてくれる松村さん
『……結局、誰にも言えませんでした』
「…そっか」
“話してくれて、ありがとう”
そう言って、私の頭を撫でた
この状況に不似合いなドキドキが溢れて、
今までちゃんと把握していなかった想いに、
今更気付く
「…でも、俺らはそんなヤワじゃないからね、(笑)」
「俺らの心配してくれたのは嬉しいけど、
やっぱり自分の身体の安全を最優先して欲しいかな」
『…はい』
涙も、その“想い”に対するドキドキも落ち着いてきた頃
「…同じ事が起きないためにも、
明日アイツらに全部話そうと思ってるんだけど」
「俺から言った方がいい？」
『…いや、私から話します』
「え、本当に？」
『はい』
松村さんのお陰で少し吹っ切れたから
ちゃんと向き合えそうな気がしてきた
「…無理そうになったら、俺が話すから」
『すいません、ありがとうございます』
そんな私の言葉に
少し不服そうな顔をする彼
「…そろそろ松村“さん”とか、敬語とか、やめない？」
『え？』
「なんか、アイツらに比べて
俺だけ距離遠くない…？」
“今はこんな近いのに、ね”
なんて言う
その何気ない言葉1つ1つに
私の心臓がどれだけ忙しないか、
きっと彼は知らない
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Ayu(プロフ) - ゆきさん» はじめまして、読んで頂きありがとうございます(^^)はい、頑張ります！ (2019年4月24日 9時) (
レス) id: f88ec62875 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - はじめまして。初めて読ませていただきました！めちゃくちゃ楽しく読ませていただいてます！これからも頑張ってください！ (2019年4月24日 0時) (レス) id: d6fe735ced (このIDを非表示/違反報告)
Ayu(プロフ) - はなかさん» 読んで頂き、ありがとうございます！頑張ります…！ (2019年4月18日 22時) (レス) id: f88ec62875 (このIDを非表示/違反報告)
はなか - 本当に面白いです！！！！更新楽しみです (2019年4月18日 21時) (レス) id: c0a65210c3 (このIDを非表示/違反報告)
Ayu(プロフ) - ハナさん» そう言って頂けて嬉しいです！ありがとうございます！！ (2019年4月16日 21時) (レス) id: f88ec62875 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ayu | 作成日時：2019年4月13日 15時
