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よっちゃんが後々着替えやすいようにと
スカートを貸してくれた。助かる。
「ゴメンね。ありがと」
さすがにGパンだとこの足で着替えるのは大変だもの。
ものすごくありがたい。
よ「そんなのいいけど、スカート1枚も持ってこなかったのはビックリだよ」
「だって、合宿にスカートの必要性を感じなかったんだもん。去年もずっとGパンだったし」
よ「でも必要だったでしょ」
素直に …はい。と頷く。
コンコン…とドアがノックされて
よっちゃんがドアを開けると
入ってきたのは松本先輩
松「足の状態、見せてもらってもいい？」
「え？…いえ！全然大丈夫ですから」
松「って言うだろうことは想定内。けどダメ。却下」
「却下…ですか」
松「ヒドかったら病院行ったほうがいいから。
大丈夫か大丈夫じゃないか、その確認だけはさせて」
「あー…でも、」
よっちゃんに目配せして助け船を出してくれるように心で手を合わせるけど
“先輩って言い出したら聞かないから”とでも言うように無表情で首を振るよっちゃん。
「…」
どうやら諦めるしかなさそう。
…結局 足を晒すことになるのか。最悪。
渋々 松本先輩の前に足を出した。
ああ、恥ずかしい。
マジマジと見られるだけでも拷問なのに
しっかり触診。
太い足首、ツライ。
松「ん。応急処置がきいてるかな。
あまり酷くなさそうでよかった」
ほらね。みんな心配性なんだから。
松「湿布貼って、もう一度固定しとこう」
よ「あ、先輩！私 手伝います！」
松「ああ、サンキュー。でも好美はそこで見ててくれればいいよ」
よ「え？見てるだけ？貼って固定するだけですよね？私 できますよ？」
松「以前、そう言ってケガ人の手首をガッチガチのグッルグルに固定したヤツを知ってんだよね。俺」
よ「え？誰ですか？」
松「あれ？自覚なし？」
よ「え？」
「あはは」
よ「え？」
実を言うと、よっちゃんもかなりのぶきっちょさん。
松本先輩はそれをよく分かってるみたいだね。
よっちゃん本人は かなり不服そうだけど。
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yuihibiki(プロフ) - ちょこたろーさん» 人それぞれですよね。さまざまな出来事に対しての感じ方も受け取り方も、私の書いたあいさつ文に当てはめる情景も。このオハナシがどんなリハビリになってるのかは分かりませんが、完結までもう少しお付き合いくださいませ。 (2019年11月17日 21時) (
レス) id: ecfd2b01ee (このIDを非表示/違反報告)
ちょこたろー(プロフ) - いつも読ませてもらってます。挨拶にある今の気持ちが、うなずけすぎて思わずコメントさせてもらいます。飲み込めていないことが多すぎてやっぱり正月から止まってる。流れはね頭で受け入れているんだけど心はねもう容量オーバーで。だからこのお話が私のリハビリです。 (2019年11月14日 15時) (レス) id: c8a1445fc4 (このIDを非表示/違反報告)
yuihibiki(プロフ) - さわさん» この大野先輩は主人公ちゃんにとってなかなかキツイよなあーって思いながら書いてますけど、しばらく？ずっと？こんな感じでいくことになりそうです(^_^;) (2019年11月10日 9時) (レス) id: ecfd2b01ee (このIDを非表示/違反報告)
さわ(プロフ) - きっとニヤニヤしてしまう展開が待ってるんだろうけど、主人公ちゃんの心が苦しそうで悲しくなります。大野先輩お願いしますよ〜。 (2019年11月9日 16時) (レス) id: 759a393a86 (このIDを非表示/違反報告)
yuihibiki(プロフ) - nyurika513さん» ありがとうございます（笑） (2019年11月2日 0時) (レス) id: ecfd2b01ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuihibiki
| 作成日時：2019年9月23日 0時
