STPR社 メンバーサポート部！

第19話 ページ20

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季節は春に移り変わりポカポカ陽気で気持ちいい

屋上でお昼だなんて学生以来かな…？

息詰まって仕事にも支障が出ていたから

とてもいい気分転換かもしれない

るぅと｢此処からの眺め 最高ですね〜！｣

屋上からは東京が一望できるようになっていて

眺めがとてもいい

春風を感じながら荒んだ心を落ち着かせていると…

るぅと｢あーーっ！！！！！｣

ﾋﾞｯｯｸｩ!!!

街に響き渡る様な大きな声で急に彼が叫び出す

A｢なっ、なんですか急に…っ！

ビックリするじゃないですかっ！｣

るぅと｢今度のオリジナル曲！！

此処でMV撮りませんかっ！！？｣

A｢っえぇ！？｣

るぅと｢ “空×東京の街並み” みたいな感じでっ！！

良い曲が浮かんできたんです！｣

A｢…いいじゃないですか…！

ステキですっ！

そうと決まれば今度早いうちに話し合いましょ！｣

私もそれに合わせる いいアイデアが浮かんできて

早く話したくて堪らなくなった

意気込んで彼の方を見れば…

るぅと｢……ふふっ｣

何故か肩を震わせて笑いを堪えていた

A｢…うぇっ…//？

私…変なこと言いました…？｣

るぅと｢いっ、いえ

只、さっきまであんなに元気無かったのに

仕事のアイデアが浮かんだら…Aちゃん、

凄く元気になったので、面白くって…ふふっ｣

A｢…すっ、すみません…//

いつもの癖で、つい…

いいアイデアが浮かぶと嬉しくなっちゃうんです

皆さんのお力添えになれる気がして｣

るぅと｢Aちゃん……。


いつも、僕たちの為にありがとうございます。

とてもお世話になっているのに

1度も伝えていませんでした…。

こういうのって、大事な事ですよね…っ｣

A｢…ありがとうございます

でも、私なんて…

お礼を言われる程の者じゃないんです…

この前だって失敗しちゃいましたし…｣

さっきだって、ころんくんに嘘を吐いてしまった

こんなコネで伸し上がってきたような奴…

るぅと｢…っそんなことありませんっ！！！！｣

急に大声を出したと思ったら右手を強く握られた

罪悪感を抱え込み、もう堕ちかけていた私の心は

暖かい陽だまりの様な彼によって救い上げられたのだ

るぅと｢僕はっ、！

Aちゃんの存在自体が励みになってるんですっ｣


…っえぇぇぇ……///！？

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