STPR社 メンバーサポート部！

第11話 ページ12

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ななもり『こんにちはっ、せーのっ！』

『『『『『『すとぷりでーすっ！！』』』』』』

ななもり『今回はお久しぶりの実写動画で〜す！！』

Fooooooo!!!!

陽気な声と共に始まった動画は

さとみくんの技術もあり、とても可愛く仕上がっている

撮影に立ち会えなかった私は のめり込んで見てしまった


わぁぁ〜

みんなとっても可愛いです

今回はカメラワークが中々ですね

ギリギリを攻めている感じが リスナー受け良いみたい


そんな空気を壊すようにその映像は流れた


ｶﾞﾀﾝｯｯ!!!!!!


莉犬｢さ、さとみくん…？

どうしたの…？急に立ち上がって…｣

さとみ｢ご、ごめん…

ちょっとなーくん。

この動画少しだけ巻き戻してくれる…？｣

なーくん｢う、うん…｣

そう言って映し出された映像には…

…！！！！！！？？

状況を飲み込むのに精一杯だった、、、

ころん｢こ、これ…


僕…｣


映像の端でころんくんの顔が机に反射してしまっていたのだ


う…そ…


でしょ……？？

A｢……ご…めんなさ……ぃ…

顔を隠す編集をしたの…私です…

まさか反射してると思ってなくて……っ｣

自分がしてしまった事の大きさは

背後からくる悪寒と絶望で

頭がぐるぐるし今にも吐いてしまいそうになった。

社長｢とにかく、反省してる時間はないよ

早く動画を消そう｣

社長の一声でみんなは一斉に動き出し動画を消した


ジェル｢やっぱり…

プレミア公開が急に消えたからみんなざわついてきてるで｣

莉犬｢でも、ころちゃんの顔については誰も触れてなさそうだね｣

るぅと｢動画を消した理由、なんて言います…？｣

ころん｢さとみくんが間違えて消した〜とか言っとけばよくない？｣

莉犬｢よしっ、俺ツイートしちゃお〜っ｣



莉犬@すとぷり

みんなぁごめーん！！

会社でプレミア公開観てたら

さとちゃんが間違えて、削除ボタン押しちゃった！！

今から再投稿するからちょっとまっててーっ！

うちのさとみがすみません😇😇



莉犬くんがツイートすれば

場は一気に鎮まり、リスナーさんも納得した様子


…緊急時の対応が私とは桁違い…

流石です…

こんな時なのに、私は何をやっているんでしょうか…

サポートする側の立場として1番活躍しなくてはならない場面だったはず…

でも それを起こしたのが自分だなんて……っ

自分の惨めさに呆れてもう涙も出てこない…

この場にいること自体が恥ずかしくなって逃げ出したくなった

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