21 ページ21
お酒って一度飲み始めると止まらないもので、あれからまたたくさん飲んでしまった。
おかげで、ふわふわする、、、。
ていうか、はるのやつは一緒に行こうって私に行っといて、結局他の子につかまっちゃってるし。
裏切り者だ。
雪「電車で帰れる？？タクシーのる？？」
「電車で帰れるよ〜、まだ終電あるし。」
終電がなくなる前にはお開きになったため、無事に帰れそうだ。
雪「方面違うから一緒に行けないけど、気を付けて帰ってね？」
「うん。だいじょぶ、だいじょぶ。ありがとう。」
少し？飲みすぎちゃったけど、タクシー乗るのはもったいないし、もちろん電車で帰る。
今日は金曜日の夜ということもあって終電が近いにもかかわらず、駅はにぎわっている。
早く帰ろう。疲れたし。
電車に乗って、ぼーっと立っていると、やっぱり頭がふわふわして、時間が経つにつれてだんだんひどくなってきた気がする。
何とか最寄り駅まで到着して、あとは家まで歩くだけなんだけど、、、。
やばい、思ったよりきつい、、、、、。
とりあえず、駅の改札を出たところに椅子があるから座ってみたけど、一向に気分はよくならない。
ふと、スマホを確認してみると通知がたくさん来ていた。
はるから『ごめん。』とか、きてるんだろうと思い通知を確認してみると、予想通りだった。
そうすると、突然着信がかかってきたから、どうせはるがかけてきたのだろうと思い、電話の相手を確認せずに『応答』をおした。
誘っといて、ほっときやがって、文句の一つでも言ってやらなきゃと思うわけで、
「ちょっと！誘っておいて何なのよ。結局、酔っ払いほったらかしにして帰るし。絶対今度ランチおごってよね。」
と、言ってみたものの、反応がない。
「ねぇ、この期に及んで無視するの？？ちょっとひどくない？？」
そうだよ、今日だって、あんたに誘われなければ断ってたんだからね、なんて酔っぱらってるせいかいつもより文句がスラスラ出てくる。
「ねぇ、はるってば、、『Aちゃん？』
へっ、、、やばいわ、ついに幻聴？？いやぁ、お酒って怖いね、、、。
彰「Aちゃん、酔っぱらってるん？今どこ？？」
「えっ、、、、、しょうごくん、、、？？？」
電話から聞こえる声は、はるの声ではなく、
間違いなく『彰吾くん』だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 267人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆ。(プロフ) - とっても面白かったです！続きを楽しみにしてます！(^-^) (2021年11月20日 18時) (
レス) @page24 id: e7acb72299 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ(プロフ) - とても面白くて、続きが気になります！更新待ってます！ (2021年8月5日 17時) (レス) id: 5f0c5f89b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミサミサ - 更新頑張ってください！応援してます！(^w^) (2020年4月30日 22時) (レス) id: bbfb96cd5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽむゆん | 作成日時：2020年4月24日 17時
