ラブ・シチュエーション☆Snow Man3B

7「疑問は解けず曖昧なまま」 ページ8

「あの、私と・・・・？」


目黒「はい、せっかくなんで」




何を理由にせっかくなのか、分からない。




「なんで？」


目黒「イルミネーション好きなのかなって」





・・私がさっきからイルミネーションばっかり見てたからか。




「あはは・・悪いわねぇずっと見てて」


目黒「いえ、良いと思いますよ。可愛いらしくて」





・・・・この胸のざわめきな何なのか。





目黒「イルミネーション見て、クリスマスケーキとかチキンとか食べて・・そういうクリスマスらしいことしましょ？俺そういうのあんまりやったことなくて」





そんなの、目黒くんなら男友達とかとやればいいのに？




きっと作ろうと思えば彼女なんて一瞬で作れるだろうから、その子とクリスマスパーティーなんてすればいいのに？




なぜ上司である私？




目黒「先輩予定ないんですよね？」


「あ、うん、ないけど・・でｍ」

目黒「なら決定です。あ、あと家着きましたよ？」





なんだか強引に話を進められた上に、動揺していたらいつの間にか家に着いていたらしい。






「め、目黒くん今日はありがと！しかも送ってくれて！借りはあとで返すね！」


目黒「借りって(笑)むしろ俺的にはお礼です。お疲れさまでした」




車から降りてドアを閉めようとした瞬間、


目黒「先輩」


「な、なに？」


目黒「おやすみなさい」




「お、おやすみっ」





また動揺した。おやすみを言ったときに目黒くんが優しく微笑んだから。







パタンとドアを閉めたら、ペコっとお辞儀をした後発進して行ってしまった目黒くんの車。






結局、ちゃんと返事しないままだったなぁ。


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