Next stage of Case2-2 ページ47
「一緒に？」
深澤「うん、俺ん家でもAん家でもいいけどさ。一緒に暮らしたいなぁって思って・・結婚を前提にね？」
け、結婚・・！
何気ない日々の今日、こんなことを言われるとは思わなかった。
深澤「あ、もうほら〜泣くなってば(笑)」
嬉しくて涙は止まらない。頭に感じる手の重み。
「だって、そんなっ、今言う？？なんか記念日だっけ今日？」
深澤「いやタイミング今かなって思ったんだよ(笑)あ、もちろんプロポーズは別でちゃんとするから。深澤はそこはきちんとしてますから」
プロポーズ・・・・私の未来にそんなことが約束されているなんて、どう表現していいかわからないくらい嬉しい。
やっと泣き止んだ私を見て、辰哉は優しく微笑んだ。
深澤「ひでー顔してんな(笑)」
「誰のせいなのよ(笑)」
深澤「喜んでくれると思ったのにすげー泣くんだもん。想定外だって」
「嬉しかったもん！これは嬉し泣き！」
深澤「はいはい(笑)」
私の目の端にあった涙を親指で拭ってくれた。
深澤「で、お返事は？」
「・・一緒に、暮らしたいです」
深澤「あは、ありがと。嬉しい」
あ、今照れた？
深澤「なんだよ」
「照れたでしょ？」
深澤「照れちゃ悪いかよ」
「ううん」
照れるとこんな顔するんだ。意外とかわいいかも。
「今日は泊まりたいかも」
深澤「いや、帰すつもりもなかったけどな」
「そーなの？」
深澤「だってもう夜も遅いしさ」
ごちそうさま！と言った辰哉は食器をキッチンへと運んだ。
「片付け私がするから置いといていいよ？」
深澤「いいよ、いつもやってもらってるし、こういうのは分担しないとでしょ？これから一緒に住むんだし」
そうだ、さっき決まったばかりの同棲。
深澤「お風呂も沸いてるんでしょ？先入っといで。俺この後イチャイチャしたいから」
「イチャイチャって」
深澤「ん？大人のお遊びだよ」
「言わなくても分かってる！」
こうして私は、辰哉と同棲をすることになった。
・
Next stage of Case2
fin.
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みあ(プロフ) - スノ姫さん» スノ姫さん。コメントありがとうございます。素敵なリクエストです！参考にさせていただきます。 (2021年10月7日 0時) (
レス) id: f3c1546d7f (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - アラフォーだけど、付き合ってた彼氏に浮気され、別れた所で街をふらついて歩いてる所に男友達の深澤君と会い恋人になったと言うシチュエーションをお願いします。 (2021年9月26日 4時) (レス) @page1 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ | 作成日時：2021年9月25日 14時
