Next stage of Case1-3 ページ44
目黒「ゆっくり入ってきていいですよ」
と言われ丁寧に下ろされた後、お風呂場のドアがパタンと閉まった。
さっきまでが怒涛の出来事すぎて、落ち着かせるために息をフッと吐いた。
今日は・・・デートしたら告白されて、ケーキを食べるつもりが目黒くんに唇を食べられて、急にお姫様抱っこされて・・って、思い出すだけでも体温が上がる。
脱衣所でボーっとしていたらノックの音がして、数秒後に目黒くんが入ってきた。
目黒「わ！Aさんいるなら返事くらいしてくださいよ！着替えてる途中じゃなくてよかったけど。これ、タオルと着替えです。ここ置いときますね？」
「目黒くん・・」
目黒「何すか(笑)一緒に入ります？」
「ちがっ！！！ひとりで入る！」
目黒「どうぞごゆっくり(笑)」
目黒くんが沸かしてくれたお風呂はとても気持ちよくて、あのシャンプーもボディーソープも目黒くんが普段使っているものだって考えたら、よく分からないけど高揚感があった。
用意してくれた着替えを着てみたら当たり前にぶかぶかだったし、目黒くんに包まれてるみたいで変な気持ちになる。
「目黒くんありがとう・・・って、何？」
目黒くんが待ってたリビングに帰ってきたら、なぜか目黒くんは私を上から下まで見つめた。
目黒「・・・やばいっすね」
「なにが？丈？まぁそりゃ身長全然違うしやばくもなるでしょ」
目黒「・・違いますよ。ここにドライヤーあるんで使ってください。俺も入ってきます」
目黒くんは口元を抑えながらお風呂場へ行った。一瞬、耳が赤く見えたような、気のせい？
それからソファーに座って髪を乾かして、まだかなーなんて思いながらスマホに入っていた写真たちを見る。目黒くんと初めて撮ったツーショットは、お互いの顔が数ミリくらいの距離しかなくて、隣にいる目黒くんはすごくイケメンだった。
今日、この人が彼氏になったんだなぁと思い返してみれば、今でも信じられない感じ。だって会社でこれからも毎日会う後輩なわけだし。
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みあ(プロフ) - スノ姫さん» スノ姫さん。コメントありがとうございます。素敵なリクエストです！参考にさせていただきます。 (2021年10月7日 0時) (
レス) id: f3c1546d7f (このIDを非表示/違反報告)
スノ姫 - アラフォーだけど、付き合ってた彼氏に浮気され、別れた所で街をふらついて歩いてる所に男友達の深澤君と会い恋人になったと言うシチュエーションをお願いします。 (2021年9月26日 4時) (レス) @page1 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みあ | 作成日時：2021年9月25日 14時
