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いざ、登校 ページ7

昨日色々と調べてみれば、様々なことが分かった。

月が7割方蒸発した事、椚ヶ丘中学校の事、そしてそこでのE組の立ち位置等。

転校っていうのは新しくその教室に他の所から移るという感じの意味だった。


この世界で私がどういった立場なのかはよく分からないが、まあ何とかなるだろうと考えて迎えた今日。


朝ごはんを食べ、壁にかかっていた制服に着替え、本棚に入っていた教科書を準備し、この世界の銃刀法に引っかからないよう刀を竹刀ケースとやらに入れる。


あとは屋根の上じゃないルートを調べて……よし、行くか。


『行ってきやーす。』


屯所なら色んな人が声をかけてくれるが、誰もいないのは寂しいもんだ。

昨日連絡をした時、近藤さんには酷く心配されたなぁ……。仕事は他の人が代わりにやってくれるらしいけど、早く帰れるようにしないとな。


さっさと殺して帰って、銀さんもついでに殺す。


鬼虎の記憶力舐めちゃ駄目ですぜ銀さん。
覚悟しやがれ……。


そんなことを考えていたら、いつの間にか校門の前に到着していた。

本校舎があれなら、E組の旧校舎はどこだ?


そう思いながら辺りを見回してみると、旧校舎と書かれたものを見つけ、それが指し示す方向を向いてみたら、昨日通ってきた道だった。



……もしかして、昨日通り越した小屋みたいなのが旧校舎?嘘だろ?普通の人間が疲れずに登れんのかィ…?


E組への道へ歩みを進めていると、痛いほどに視線が刺さる。


………話し声からして、そうとうE組は差別されてるのか。チッ、ふざけた教育制度作りやがって。


イライラをぶつけるべく、人の視線が気にならなくなった所で一気に山をかけ登る。

そしてついでに近くにあった岩粉砕した。


『んー……昨日も見たが、こりゃ酷いな……ボロいったらありゃしねぇや。』


万事屋の皆や真選組が暴れたらすぐに壊れちまいそう。


中に入れば床が軋む音がして、これは本当にやばそうだと感じた。

こんな所で暗殺出来んのかよ…。


「君が鬼山Aさんか?」


そう声がして顔を上げれば、そこには結構がたいのいい男が立っていた。


『ああ、はい。そうですけど。』

「そうか。俺はE組の体育教師として派遣された、防衛省の烏間だ。悪いが、少し職員室に来てもらえるか?」

『わかりました。』


大人しく烏間先生の後ろについて歩いているのはいいが、問題はそこじゃない。


銀さんに声が似てて、今はちょっとイラつく。
危うく蹴り飛ばすところだった。

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白猫 - まじで面白いです。更新楽しみにしています。 (2019年10月7日 16時) (レス) id: fe959518f7 (このIDを非表示/違反報告)
餅みそ - 銀魂と暗殺教室のコラボ→神!!! つまりこの小説神!!!早く続きが読みたいです気になります!更新頑張ってください。 (2019年8月21日 18時) (レス) id: bfc2e3a90c (このIDを非表示/違反報告)
藍夜(プロフ) - 沖野猫松さん» コメントありがとうございます!面白いと言って頂けて、とても嬉しいです!これからも更新、頑張りますね! (2019年8月20日 19時) (レス) id: 47c8e13314 (このIDを非表示/違反報告)
沖野猫松 - とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年8月20日 18時) (レス) id: 40ce46605e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍夜 | 作成日時:2019年7月21日 21時

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