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それ以来ゆめくんとは会ってないし、あの可愛らしい人との恋沙汰(こいざた)がどうなったかは知らない。連絡も取らなかった。好きな人がいるという話を聞いたら諦められると思ったのに、心の中にはまだゆめくんがいて、諦められなかった。

『あ"ーーーーーもう!!』

私はベッドに身を投げ、じたばたしながら布団に潜った。この前洗濯したからから、シーツはすごくいい匂いだった。

ピロン♪

『ピロン?あ、ラインか』

机の上のスマホを手に取り、また寝っ転がった。

『…!ゆめ、くん』

ゆめまるこないだぶり〜。今度はてつやたち入れて一緒にどう?
ゆめまる都合会う日教えてね

ぶっさいくな顔をした小柳津とイケメンスマイルのりょう、そして笑顔を見せるゆめくんの写真が送られてきた。
誘い方も、あの時と似ていた。

Aいつでも大丈夫!楽しみ!

そう送り、また机の上に置く。私の顔は今すごいにやけてるのだろう。



『えっ、転勤!?』
「そう」
『えっ、私にですか?』
「そう。あちらの社長からご指名だよ〜。よかったな、(人1)くん」

ある日、会社で転勤の話をされた。しかも日本国内でない。バリバリの海外だった。場所は、

『ふ、フランス…』
「あっちでの仕事ぶりも期待しているよ」
『えっ、待ってください社長!拒否権は!?私…』
「もちろん、ないよ」
『ええ!?』
「フランスの有名な会社の社長さんからだよ?断れるわけない」

社長は腕を組んで笑った。いつもほわっほわしてていい社長だと思ったけど、今回ばかりは初めて社長を恨んだ。

『…明明後日(しあさって)に東京かあ…明明後日!?え!?』

私はデスク上のミニカレンダーを確認した。ゆめくんたちと飲む日は明後日。その日にちの欄には《オンエア》と書かれていた。

『危ない…よかった、被ってなかった……』

でも、その日の夜には東京に行かないといけない。

『もしもし、__?』
《うん?久しぶり、どうしたの?》
『あのね、話があって…』

私はある人に電話をかけ、このことを話した。

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あやもち(新アカウント)(プロフ) - リンさん» ちょっと違う気がしますがありがとうございました! (2018年1月20日 22時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
リン - ありがとうございました。面白かったです。 (2018年1月20日 22時) (レス) id: da57983ead (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - ありがとうございます!! (2018年1月20日 21時) (レス) id: 3b3f15d52b (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 未来さん» 了解です! (2018年1月20日 21時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - りょうくんとイチャイチャするシチュエーションってお願いできますか?? (2018年1月20日 21時) (レス) id: 3b3f15d52b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやもち(新アカウント) | 作者ホームページ:https://twitter.com/avntis_TO_mizu  
作成日時:2017年11月17日 14時

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