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そらを嫉妬させる作戦に出た私たち。それはもうすでに始まっていた。

『えいちゃ〜ん、これ食べたい』
「いいよ。ほら」

…恥ずかしい!!思った以上に恥ずかしい!!エイジはなぜ彼女でもない女とこんなふうにできるの!?

『恥ずかしすぎるんですけども』
「我慢しろよ」

なるべく小声で話す。当のそらはというと。

「てめぇツリメ!ズルすんな!」
「してないし!」
「ねえうるさい!」

つりめんとりっくんとスマブラをしていた。

「落ち着け」
『殴りたい』
「まだまだ」

そう言うとエイジは私の隣に座り、思いっきり顔を近づけてきた。

『ちょちょちょ、』
「大丈夫。キスはしない。てか、お前なんかにしない」
『コロヌ』
「まあそれは、実際(・・)にってことね」
『は?』

実際(・・)をやけに強調したエイジは、机の上にあったノートパソコンを片手に、未だに近い顔の横に持ってきた。なるほど。隠してキスしてるように見せるっていう作戦ね。

『…考えたら、なんか、どっちかっていうと浮気じゃない?』
「こんな堂々と浮気するかよ」

そら見てみ、と言われたので、スマブラをしていたそらをバレない程度に見てみる。負けてしまったのか、コントローラーを握ってはいなかった。

『うぉ…』

その顔はあの甘いルックス(自称)からは想像出来ないくらい睨みをきかせてこちらを見ていた。

「効果抜群でしょ?」
『怖なってきたわ…』

そのあとも、なるべく距離を近くしたり、とにかくイチャイチャもどきをしまくる私たち。

ものすごくそらの視線が痛かった。

3→←そらちぃ【鈴様リクエスト】



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設定タグ:YouTuber , 短編集 , 悲恋
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あやもち(新アカウント)(プロフ) - リンさん» ちょっと違う気がしますがありがとうございました! (2018年1月20日 22時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
リン - ありがとうございました。面白かったです。 (2018年1月20日 22時) (レス) id: da57983ead (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - ありがとうございます!! (2018年1月20日 21時) (レス) id: 3b3f15d52b (このIDを非表示/違反報告)
あやもち(新アカウント)(プロフ) - 未来さん» 了解です! (2018年1月20日 21時) (レス) id: c7791dfc52 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - りょうくんとイチャイチャするシチュエーションってお願いできますか?? (2018年1月20日 21時) (レス) id: 3b3f15d52b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あやもち(新アカウント) | 作者ホームページ:https://twitter.com/avntis_TO_mizu  
作成日時:2017年11月17日 14時

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