12 中原中也幹部 ページ13
「・・・体術を習いたい？」
意味が分からない、そんな顔をする中原君。
「お前、女だろ。潜入とか色仕掛け専門を選んだほうがいいんじゃねェのかァ？」
ポートマフィアで働きたい。
私がそう言ったのは確か12歳の時。
中原君は18歳の時だった。
「だって、将来的に胸が大きくなるかどうか分からないし。」
自分の胸はこの時約A後半だった。
色仕掛け＝ボンキュッボンのイメージは小学生ですら自覚していたので(峰不二子で)将来的に不安でもあった。
「・・・今の小学生は胸ばっかり気にしてんのかよ。」
「気にする。あ、身長は確実に中原君を超えるよ。」
「言ってろ糞餓鬼。」
まだこの時点で私は中原君の身長を超えていなかった。
「体術を習うって事は殴られる事もあるんだ。女なんだから自分の体くらいは大事にしたらどうだ？」
今思えば軽く心配してくれていたのかもしれない。
中原君はなんだかんだ言って優しいから。
でも、私は引き返さない
「嫌だ。」
他人を殺すンだから、体術くらい出来なければ駄目だから。
体術だって、人を殺せるのだから。
(習っといて良かったァ・・・)
ここで役に立つと思っていなかったけれども。
「ミッドナイト！」
「ッ個性出すわよ！」
女のほうが身構える。
眠気が襲うけどまァ
我慢できる。
女が右足でけろうとしてくるのをしゃがんで避け、懐に入り腹を殴る。
「カハッ」
次に左足で蹴り飛ばす。
ゴンッと鈍い音がして女が壁にぶつかった。
「ミッドナイト！」
「ッハァ！息できなくて死ぬかと思った・・・」
相澤？さんの方を向き直す。
睨んでくる相澤さん、ミッドナイトとやらが心配？
大丈夫。
まだ殺してないよ。
「お前ッ何が狙いだ・・・！」
「狙い・・・うん、狙いっていうかさァ。」
「私、只人を殺したかっただけだから相手なんて誰でもいいから別に狙ってないよ？」
笑顔で、私はそう言った。
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アヤ(プロフ) - ロンさん» マジですか！？書き直します！ (2018年5月5日 15時) (
レス) id: aea21ba90e (このIDを非表示/違反報告)
ロン - あれ…相澤先生ってミッドナイトに敬語使ってたはずじゃ… (2018年5月5日 15時) (レス) id: 96ff2658c5 (このIDを非表示/違反報告)
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