Believe〜僕だけを信じて〜 6

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あの日から少し変わった毎日。



リンさん達は、病院にパッタリと来なくなった。



アヤの記憶が戻ることもない。



でも、これでいい。


きっと、


すべてを乗り越えられるようになって…


それくらい、アヤが強くなって…




そしたら自然と思い出すんだと思う。




その時、苦しくなっても、

ちゃんと僕が助けるから。







窓の外を見ると、雪が降り積もっていた。





「アヤ、体調はどう…？」

アヤ「絶好調だよ。」

「良かった。」






あの日、Schmetterlingが解散するとLI事務所は正式に発表した。



しばらくは、韓国中が荒れた。

解散反対運動を起こす人が相次ぎ、LI事務所の前は、たくさんのファンで溢れていて…



それくらい人気で、誰もが好むバンドだった。



解散の理由はメンバーの自立だと発表したけど、それだけでは不服のようで、未だに反対運動は続いているらしい。




「アヤ、明日は発表する日だよ。」

アヤ「緊張する…」

「大丈夫。僕がいるから。」



明日はアヤが退院する日でもあり、午後にはSMの公式で、アヤが来ることを発表する予定になってる。




「みんな、認めてくれるよ。」

アヤ「だと、良いけど…」




心配性な彼女の頭を撫でて微笑む。



アヤ「テミン君……」

「ん？」








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アヤ「大好き。」







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「ん。僕も大好き。」




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