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病室に向かうと、アヤの背中をさするベッキョニヒョンがいた。
ベク「アヤ、大丈夫…?」
アヤ「っ…」
「アヤ…!どうしたの…?!」
不安になって駆け寄ると、席を開けてくれたベッキョニヒョン。
アヤ「っ……、」
ベク「記憶が思い出せなくて…頭痛がするらしい…」
「っ、アヤ…?聞いて?」
チャニョリヒョンが何であそこまでキレてたか分かった気がした。
背中を撫でながらできるだけ顔を見て話す。
「思い出せなくて、辛い?」
アヤ「っ、う…ん。」
「そっか…
でもさ、僕はね、それって、思い出したくないって、どこかで思ってるから思い出せないんだと思う。」
頭痛が和らいだのかこちらを見るアヤ。
アヤ「思い、出したくない…?」
「そう…。
大丈夫。
きっと、思い出せるから。
頭が疲れちゃったんだよ、きっと。
ゆっくり思い出していこう?
僕もずっと着いてるから。」
笑顔を向けると、安心したように君は笑った。
アヤ「…うん。そうする。
ゆっくりでも、良いよね。」
「うん。」
もう、君の手を離さない。
絶対に。
ギョンス「はい、アヤ。これ。」
アヤにハンカチを渡したギョンスヒョン。
アヤ「……?」
ギョンス「あぁ…あのね、アヤが前……
水溢した時に、俺のハンカチ貸したの。
直接返してって約束したから…
ん、直接、手渡して。」
アヤ「そんなこと、あったんだ…
はい、分かりました。
ハンカチ、ありがとうございました。」
律儀に畳直してからギョンスヒョンにハンカチを渡すアヤ。
ベク「うーん、じゃ、今日は何について話す?」
アヤ「何でも…」
コンコン-
ドアがノックされて、現れたのは
スマン「こんにちは。アヤ。」
社長だった。
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あやテテ(プロフ) - ファニさん» ありがとうございます!!頑張りますね。待っていてください。 (2018年2月19日 15時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 受験、頑張ってください^^ 待ってます。 (2018年2月18日 20時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - aimi0932さん» ありがとうございます。頑張ります!待っていてください。 (2018年2月17日 10時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
aimi0932(プロフ) - 頑張れ!待ってます! (2018年2月17日 0時) (レス) id: 64258fc3d1 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - miki_duさん» ありがとうございます。とても嬉しいです!これからも更新たくさんしますのでよろしくお願いします!コメント、ありがとうございます! (2018年2月13日 15時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやテテ | 作成日時:2018年2月12日 16時