Believe〜僕だけを信じて〜 6

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[テミン最近元気ない…]
[テミンが塩対応なんだけど…]
[テレビとかもめっちゃ無理してる]
[作り笑いばっかでこっちが辛い]
[テミン……]



「っ…」




分かってる。

仕事はキチンとやるべき。




私情を挟んだらいけない。





ｷﾎﾞﾑ「テミナ……」

「ごめんなさい…。」





でも辛い。

どうしようもなく泣きたくなる。






「胸にポッカリ空いた穴が埋まらない。

涙が我慢出来なくなっちゃう。

頭ではダメって分かってるのに、心は言うこと聞いてくれないんだ…。


ごめんなさい……









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もう、




笑ってるのが辛いよ…っ、」





我が儘。
自己中。
アイドル失格。
プロ意識がなってない。



分かってる…


分かってるよ、っ……







ｼﾞﾝｷﾞ「うん…。良いよ。

我慢しなくて。




だって、




今のテミナを助けられるのは僕達じゃないんだもん。




アヤちゃんしか、いない。


アヤちゃんだけが、その胸に空いた穴を埋めれるんでしょ？」



「っ……うん、っ……うぅっ…ごめんね…っ、ヒョンっ…」





日記を読んだあの日、涙はすべて流し終えたと思ったのに、


そうじゃ、なかったみたい。




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