Believe〜僕だけを信じて〜 6

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ｼﾞｮﾝｲﾝ「お帰り。」

「…うん。」



会議室に向かうと皆が集まっていた。





椅子に腰を下ろして、ノートを開いた。





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【○月○日】
初日です。アメはチャンミンさん。書いてあったメッセージは、【歌声が好き】。ありがとうございます。

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最初はこれが始まりだった。



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【○月○日】
今日のアメはテヨンさん。【服買いに行こうね】行きたいです。テヨンさんにコーディネートして欲しい。

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色んなSMFのメッセージが残してある日記。





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【○月○日】
今日のアメはジョンインさん。【いつでも頼って】勝手にいなくなって、ごめんなさい。

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「っ…」





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【○月○日】
今日はスルギさん。【大好き!!】私も大好きです。皆さんに会いたいよ…

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「っ……」






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【○月○日】
今日はギョンスさん。【笑顔が似合います】ギョンスさんの笑顔も素敵です。ハンカチ、返せなくてごめんなさい。

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【○月○日】
今日はユンホさん。【自分を大切に】大切に…出来てますかね……？本音を書くと、泣いてしまいそうで怖いです。

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「っ、アヤ……」





続いていく日記。

だけど、




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【○月○日】
今日はテミン君。アメが全部なくなってしまいました。


本当は、大丈夫じゃないです。
"関わらないで"なんて大嘘です。

会いたいです。
会いたいんです。



助けてください。


テミン君、私も愛してます。

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そこから先は白紙だった。




「っ………ごめんっ、ごめんね、っ……助けられなく……っ、て…。」


全員「……っ」







「信じて……っ、なんてっ……言ったのにっ、助けられなくて…っ、ごめっ………ん…っ、アヤっ……ごめん…っ、ごめんな、さい、っ……、」




何気なく開いたラスト1ページ。








「っっ………アヤヤァッ………




ごめんっ………」









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明日が来なければ良いのに。



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初めて、涙が溢れた。






「うぅ………っ


アヤっ………





アヤヤァっ…




ふぅっ…




アヤっ、」





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