Believe〜僕だけを信じて〜 6

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早朝、僕達はシュメリの宿舎に来ていた。

マスコミはまだいない。



ｶﾞﾁｬ-





玄関を通ってまず、リビングに向かう。




「っっ…」

ｷﾎﾞﾑ「酷いな……」






粉々になったお皿、ひびが入ったTV、倒された棚、割られた窓ガラス。


とても人が生活していたとは思えない。




階段を上ってアヤの部屋に向かった。





「っ、」

ｼﾞｮﾝ「っ……」




アヤの部屋も酷かった。




ギターは壊れて、ピアノは傷ついて、CDは割れて…




ギターケースは蓋が開いていた。





「ギョンスヒョンのハンカチ…」




部屋中を見回すと、机が目に入った。




そっと開けると、中には一冊のノート。




「何だろ…これ…」




表紙には何も書いていなかった。





1ページめくっても白紙。


もう1ページめくって、やっとアヤの綺麗な字が現れた。




パラパラとめくると日付が書かれていて…



ｼﾞﾝｷﾞ「日記……？」



「かも…。」





今はまだ、見る気になれず、一旦持って帰ることにした。




ﾐﾝﾎ「特に持っていった方が良いものはないね。」

ｷﾎﾞﾑ「うん…じゃあ、帰る？」

ｼﾞｮﾝ「そろそろマスコミ来るかもだし。」



ギョンスヒョンのハンカチだけを持って宿舎をあとにした。



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