-カスミソウ-7

ふっか先生の体調不良（REQ） ページ1

-深澤-






うわぁ、頭いってぇ…







朝頭がズキズキと痛む感覚と倦怠感で目が覚めた。







うわ、これ俺やったわ。








絶対体調崩したじゃん。







でも仕事はあるし休むわけにもいかないから重たい身体を無理やり起こしてリビングに向かった。








すると先に起きていたらしいAがソファに座ってた。








A「たっちゃんおはよ〜…どうしたの？体調悪いの？」








俺の顔をじーっと見てそう話したA。







勘良すぎじゃね？わら






俺まだ一言も発してないんですけど。わら

　





『おはよ〜…大丈夫だよ？ちょっと疲れが溜まってるだけかな…」



A「嘘だぁ…え！お熱あるよ！測ろうよ！」






小さい身体で一生懸命俺のおでこに手を伸ばしてくるAの姿は、こんな状況でも愛おしくて仕方がない。







『えぇ…測るだけね…』






pipipipi







A「どう？？」



『うわ…最悪…』



A「お熱あるじゃん！」






体温計を見ると38.5度。






なかなかに高いのよ。







するとなにかゴソゴソスマホを取り出したA。







A「prrr…あ、もしもし照先生？…」



『ちょ、A…！」



A「今ふっか先生お熱高くて顔真っ赤だから今日お仕事お休みしてもいい？…うん…ありがとう！ばいばーい！」



『A、何やってんの…』



A「照先生に電話したら今日は休めだって！大人しくしてろって言ってたよ！」






どうやら照に連絡をしたらしい。






するとすぐに俺のスマホにも照からメールが入った。






『…今日は休め…か。』






A「ほら！とりあえずお布団で寝よ！あとでお粥さん作って持ってくからちゃんと寝ててよ！」






『はぁい…』






なんかいつもは逆だから変な感じだけどもう照に連絡もついちゃったしここはもう甘えさせてもらお。







申し訳ないけど押し切ってまで仕事行く元気はないや。

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