-カスミソウ-

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『んぁー良く寝た〜』


ふと時計を見ると15時。


やべ。めっちゃ寝てた。わら


そろそろお嬢さんとこ顔出しますかぁ。



『うぃ〜。どう？お嬢さん起きた？』


ラウ「あ、ふっか先生！今日到着明けですよね？何でここいるんですか！」
　

『今日当直室ずっといたんだわ〜お嬢さんの様子が気になってね』


渡「おいふっかちゃんと休んだのかよ。」
　

『ちゃんと休んだよ？照が当直室使いなって言ってくれてベッド貸してくれたからもう爆睡よ。ところでうちのお嬢さんは？』


渡「Aの事は分かるけど自分の身体も大事にしろよ？ほんでふっかさんとこのお嬢さんはさっき起きて阿部ちゃんが捕まってるよ。」


『はは、今度は阿部ちゃん捕まっちゃったか〜。仕方ないから解放してやってこよ。」



後ろからもラウールの無理しないでくださいね〜という声掛けに対して手を振って返事をする。



トントン



阿部「はーい」


病室のドアから顔を覗かせると阿部ちゃんに抱っこされてべったりなAの姿が。


　A「んぁ！ふっかせんせぇ、、」


『おはよう、良く寝たみたいだね〜」


そう言って頭を撫でてやると抱っこと言って手を伸ばしてきた


『よいしょっと。阿部ちゃん解放してやるから他の仕事してきていいよ」



阿「ふふ、ありがとうふっか。あと頼んだよ。」
そう伝え阿部ちゃんを仕事に帰した。



『阿部ちゃんに遊んでもらってたの？』


A「あべちゃんとね、お絵描きした！」



『お、どれどれ見せて？』



ふふ、なかなか上手いじゃん。




人らしきものが9体いてそれぞれ9色で描かれている。



A「ふっかせんせぇと〜ひかるせんせぇと〜さっくんと〜しょっぴぃと〜だてと〜こーじと〜めめと〜ラウ書いた！」
　


『すっごいじゃん！A上手だねぇ〜』




ほんっとおっきくなったよなぁ。




こんな幸せがずっと続けばいいのに。

　


それは俺ら9人とも同じ気持ち。

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