-カスミソウ-

しょったバースデー ページ35

-阿部-




今Aの病室で康二と3人で3日後に誕生日を迎える翔太の誕生日プレゼントを作ってる。




Aと翔太2人で撮った写真を現像してバースデーカードにするのはどう？という康二の提案に大賛成。





しかも康二は手先が器用だからこういうの得意。





A「A、書き書きしたい！」


　
『翔太に何て書きたい？』



A「しょっただいすきって書くの！」


『あれ？しょっぴーじゃなくていいの？笑』


A「しょった！！」


『あらそうなのね笑』





最近康二がしょった先生とか言うからAも真似して翔太のことしょったとか呼び捨てするようになった。笑





まあこれは康二のせいだな。笑




向「しょった先生喜ぶな〜！」



『じゃあ阿部ちゃんと一緒に字書こっか！何色がいい？』



A「あお！」



『よし！、、じゃあこうやって〜、、』





さすがに3歳児にまだ字は覚えられないからAの手を持って一緒に書いてあげる。





『よしできた！！』



A「できたぁ〜！！キャハハは！しゅご〜い！」



向「上手やんA〜！しかも俺が撮ったこのしょったとAの写真がええ感じやわ〜」



『自画自賛やん笑』




向「だってどうよ？この2人のキラキラ笑顔！ええやろ〜？」




『うんめっちゃいい笑』





確かに翔太がAを抱っこして顔を見合わせてとびっきりの笑顔で写ってる写真はすごく自然でこれは康二にしか撮れないな。





『ならあとは周りにシールペタペタしよっか！』



A「しなもん貼るぅ」



『おっけ！ならシナモン貼ろうな！』





Aの書きたい文字を書いて、好きなシール貼ったら完成！





なかなかいい感じじゃん！





翔太喜ぶぞ〜？





向「あとは当日の飾り付けやな！」

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