じゃれ合い ページ8
「________それで、恵が拗ねたんだよね」
「なるほど……………喧嘩は良くないっス」
「どう考えても俺は悪くない。悪いのはAだ」
「はいはい、すいませんでした〜」
そっぽを向いてサンドイッチを頬張る恵の頭を撫でながら、おにぎりを渡す
「お詫びにこれ、開けて♡」
「自分で開けらんねぇだけだろ。何がお詫びだ」
「んぐっ!?」
恵の(食べかけ)サンドイッチを口に突っ込まれた僕は、ただ黙っておにぎりのフィルムが剥がされるのを見ていた
「んう、むぐむぐ……」
訳:おぉ、ありがと
「おう。今度から自分で開けられるようにしろよ」
「………会話出来てんの?」
「わかるだろ、このくらい」
「わかんねぇから言ってんじゃん」
突っ込まれた部分のパンを一口もらって、開けてもらったおにぎりと交換する
「で、話に戻るんですけど。
残穢も気配もまるで感じられませんでした」
「っスか……。となると、ハズレふりだしっスかね」
「んぐ……早めにしないといけないよねぇ」
「致死率は100%。これ以上人死には勘弁だろ」
おにぎりをもう一口食べようとしたら、野薔薇の視線に気がついた
「………………何」
「あんた、ひとくち小っさいわね。男なんだからもう少し食べなさいよ」
「ほんとだ。てか、八重歯鋭いな!」
「そんな鋭い?」
「おう」
「どうしよ……………五条先生痛かったかな…跡付けちゃったかも…」
「「「「えっ………」」」」
ねぇこの展開何回目?
「五条先生に……跡付けた……?」
「痛かったから噛み付いた。いいよ、とは言われたよ?」
「痛かっ…た」
「どうした恵、さっきから情緒不安定だよ?」
急に肩を掴まれたと思ったら、ぐっと恵に顔を近づけられた
すごい形相で……
「お前、五条先生に抱かれたか?」
「おい伏黒!」
「うん。あと、七海さんにも」
素直に答えたつもりだったが、何故かショックだったらしく
恵はその場で膝から崩れ落ちた
162人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Liliana_Rin(プロフ) - 更新お疲れ様です!続きがみたいですけど、やっぱり作品をかくうえでモチベーションやネタとかで色々大変ですもんね。今まで面白い作品書いていただきありがとうございました!貴方に幸運が訪れますように願っています。 (2021年2月5日 19時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - これまで更新お疲れ様でした。できることなら続きを書かせていただきたいですが、そんな語彙力は私にはないので…ごめんなさい。ありがとうございました!とっても面白かったです! (2021年2月4日 22時) (レス) id: 3ac1cdcc4d (このIDを非表示/違反報告)
長門(プロフ) - 今まで楽しい作品を見せていただきありがとうございます。これからもとはいきませんが、頑張ってください。 (2021年2月4日 18時) (レス) id: 01cd347063 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - Liliana_Rinさん» ありがとうございます!早速書きますね〜 (2021年1月28日 16時) (レス) id: 27b6019498 (このIDを非表示/違反報告)
Liliana_Rin(プロフ) - 反応集みたいなやつです!分かりにくくてすみませんm(__)m (2021年1月28日 15時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆきや | 作成日時:2021年1月17日 17時