呪いの子、拾いました 3【五条悟】

冗談 ページ26

「ただいま〜………っておぉ？」






夏油の件から帰宅



という名の逃走をして戻ってくると







何故かみんな揃って集まっていた







「おっ、お帰り〜」




「え〜？僕なしで楽しく話してたの？」




「仕方ないだろ。ほら、お前も混ぜてやるから」




「何それ、ちょ〜上から目線じゃん！」




「キレるとこわかんねぇよ」





「だって恵、僕のことまだ餓鬼扱いするんだもん！五条先生だってそうだ！」




「なんか飛び火かかってんじゃん、ウケる」








頬杖をついてニコニコしている五条先生を見る






すんげぇ不気味だけど、とりあえず腕を引っ張って立たせる







「……話がある。いいから来て」




「えぇ何何？僕とのヒミツの話ぃ〜？」




「うるさい。真面目な話だ」







悠仁たちに話が聞かれないように遠くの場所へ移動する




そう、僕の部屋だ







先に五条先生を中に入れ、後から僕が部屋に入り、扉を閉めた







「…………そんなに恵たちに聞かれたくない？」






「僕と先生との話だから、変に聞かれると困る。説明が面倒だし、元々言わなければ良いことじゃん」





「そう。それで、話は？」






いつもと違う雰囲気を出す、五条先生






言おうか少し迷ったが、これを言わなければ何も始まらないと思い




僕は決心した






.






「五条先生、僕を








.









＿＿＿＿＿＿先生の駒(・)にしてください」

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