秘事 ページ12
Aside
新田さんの言った小さな川を見つけ、足でその境界線の先へ踏み入れる
「ﾅｱアアァァァｧ……」
「出たな…」
「祓い甲斐がありそうね」
フジツボのような形をした呪霊と向き合っていると
「っ後ろ！」
「「「！？」」」
後ろから別の呪霊が出てきた
「伏黒、こいつ別件だよな」
「…………あぁ」
「じゃあオマエらはそっち集中しろ」
「僕は？」
「Aもだ」
「はーい。何かあれば来てよ」
悠仁が地面を蹴って後ろの呪霊を祓いに行ったのを確認して、再度フジツボに向かう
そした試しに、手前にある雑魚を造った剣でぶった斬る
「呪力の消費はなるべく避けて。素手でぶん殴っても祓えるから」
「ぶん殴るって………お前夜になるとテンション上がるんだな。口が悪くなっている」
「夜の方が僕に合っているからね。
日が出ている時は氷が溶けたりするから、こういう時はやりやすいの。
あと、バレにくい」
「間違っても人は殺さないでね。いくらAでも私はもうサポートできなくなるから」
「それは嫌だなぁ。
というか、僕は人を殺したりは…………」
次々とモグラの様に出てくる呪霊を祓いながら、口を閉じる
「…どうしたのよ」
「いや、なんでもない。変なもの思い出しちゃった」
実際、僕は呪霊だった時も、人間になっても
人を
殺した
「……………ごめん。今のは忘れて」
野薔薇たちには嘘はつけないし、
誤魔化すくらいなら
最初から言わなければよかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Liliana_Rin(プロフ) - 更新お疲れ様です！続きがみたいですけど、やっぱり作品をかくうえでモチベーションやネタとかで色々大変ですもんね。今まで面白い作品書いていただきありがとうございました！貴方に幸運が訪れますように願っています。 (2021年2月5日 19時) (
レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
如月 - これまで更新お疲れ様でした。できることなら続きを書かせていただきたいですが、そんな語彙力は私にはないので…ごめんなさい。ありがとうございました！とっても面白かったです！ (2021年2月4日 22時) (レス) id: 3ac1cdcc4d (このIDを非表示/違反報告)
長門(プロフ) - 今まで楽しい作品を見せていただきありがとうございます。これからもとはいきませんが、頑張ってください。 (2021年2月4日 18時) (レス) id: 01cd347063 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきや(プロフ) - Liliana_Rinさん» ありがとうございます！早速書きますね〜 (2021年1月28日 16時) (レス) id: 27b6019498 (このIDを非表示/違反報告)
Liliana_Rin(プロフ) - 反応集みたいなやつです！分かりにくくてすみませんm(__)m (2021年1月28日 15時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆきや | 作成日時：2021年1月17日 17時
