海人と廉6 ページ7
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ピンポーン…
海「…？」
時計を確認すると、マネージャーさんが迎えに来る時間。
いつの間にこんなに時間経ってたの？
海「すいませーん、少し待ってください〜！」
適当に服を選んで玄関に出た。
海「おはようございます、すいません遅くなって…」
マ「ううん、大丈夫だよ。…それより顔色悪いけど、どうしたの？」
海「えっ？…へへっ、大丈夫です！行きましょ？」
いつも俺らの周りでお世話をしてくれてる優しいマネージャーさん。
…マネージャーさんも、俺の事「迷惑」って思ってるのかな…。
マ「今日、口数少ないね。」
海「えっ？そう…ですかね？」
マ「本当に大丈夫？」
信号待ちの時に振り返って心配そうに聞いてくるマネージャーさん。
海「…っ…。もう〜、心配しないでくださいよ〜(笑)？」
「そう？」って不思議そうにしている。
マ「よし、着いたよ。」
海「ありがとうございます！」
マネージャーさんは、次に岸くんを迎えに行くらしい。
用意された楽屋まで一人でトボトボと歩く。
ス「…おーい。」
後ろから掛けられた声。
忘れたいのに、頭にこびりついて離れない声。
海「ひっ……。は、い…」
恐る恐る後ろを振り向くと、眉間にしわを寄せながらこっちに歩いてくる。
ス「お前、まだ生きてんのか？お前の顔を見たくもねえのに、見なくちゃいけないこっちの身にもなってくれよ。」
海「…っ…すいませ、ん…」
ス「迷惑なんだよ。」
分かってる、分かってるんだよ。
海「はい…。分かってます、すいません…」
ギロっと睨んでどこかへ行った。
心臓の音がバクバクうるさい。
どうすればいい？
どうしたら、こんな思いしなくて済む？
俺は何をしたらいい？
これ以上迷惑なんてかけたくない。
足早に楽屋へ入って、一つ深呼吸をする。
···このままスタジオに行くと、またなにか言われる。
もう、こんな毎日送りたくない。
俺が居なくなれば、迷惑かけずに済むの？
この前の撮影で、俺のせいで時間が押した時、皆笑って許してくれてたけど、本当はどう思ってたのかな…。
皆、優しいから…。
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ちこ(プロフ) - ヒント載せていただけるんですね、ありがとうございます！公開楽しみにしています^ ^ (2022年3月25日 4時) (
レス) id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ちこさん» いつもありがとうございます。続編のトップにパスワードのヒントを載せます。下書きの状態ですので、公開までしばらくお待ち頂けると幸いです (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - キンプリさん» 初めまして、いつもありがとうございます。現在下書きの状態で、パスワードのヒントは続編のトップに記載します。公開までしばらくお待ち頂けると幸いです。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - 移行楽しみにしてます♪続編も読ませていただきたいです。パスワードは教えていただけるのでしょうか？6人の奮闘記はとても好きな作品なので最後まで読みたいです！ (2022年3月24日 21時) (レス) @page45 id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ(プロフ) - はじめまして！移行決定おめでとうございます。彩笑さんの小説、本当に大好きです！移行先での続編も、読ませていただきたいのですがパスワードがわからなくて‥。パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？これからも、彩笑さんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: c3894689ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年7月25日 15時
