守り、守られ6 ページ33
神宮寺side
ス「すいません、平野さんはどちらに…？」
神「え？」
紫耀が先に撮影を終わらせて、別の階のスタジオに行って1時間ほどだった頃、スタッフさんがやって来てそう言った。
神「ちょっと前にそちらへ行きましたけど…？」
ス「あ、そうなんですね。ありがとうございます」
さっき行ったよね？
マ「神宮寺くん、平野くん見た？」
神「マネージャーさんも？え、一緒にスタジオ移動したんですよね？」
なんか、おかしくない？
マ「それが、撮影が終わって「トイレへ行ってきます」って言ってたんだけど、戻ってこなくて…」
廉「トイレには？居なかったんですか？」
マ「うん…。楽屋にもいないし、荷物もそのままで…」
海「紫耀がそんな事する？」
神「うーん……」
岸「この後って俺ら仕事入ってますか？」
マ「ううん、これが最後。平野くんもこの後は入ってない。」
廉「じゃ、巻いて終わらせるんで。手当り次第探しましょう。」
岸「ん、了解。」
何度か仕事をしたことのある、顔なじみのスタッフさんも探すのを手伝ってくれるみたい。
廉の言葉通り、巻いて撮影を終わらせた。
玄「財布も携帯も無いって、なんで？」
海「ん………」
廉「海人、大丈夫やから。絶対見つかるし、元気でおるよ？」
海「だよね…。」
マ「地下の駐車場には居なかった。」
神「俺ら上から探してきます。何かあったら連絡下さい」
「何か」が、無事を知らせるものであってくれ…。
エレベーターで最上階まで移動して、そこから探し始める。
神「紫耀ー？いるー？」
岸「おーい。紫耀？」
神「岸くん、俺、男子トイレ見てくるね。」
岸「分かった、じゃあ俺は更衣室見てくる。」
廉「こっち側には居なかったわ。」
海「俺も見つけられなかった。」
---男子トイレ---
神「すいませーん、平野はいますか？」
シーン……
居ないよな。
トイレから出てきたところで、警備員さんが話しかけてきた。
警備員(以下:警)「すいません…。今お時間宜しいですか？」
廉「あ、はい…。どうかしましたか？」
警「そちらのグループの平野さんと言う方に、屋上の鍵をお貸ししたのですが…。」
神「はい？屋上…ですか？」
警「えぇ、撮影で使うから、と。」
撮影…？
海「…屋上って…！」
海人が屋上へ向かって走り出す。
岸「すいません、ありがとうございましたっ！」
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ちこ(プロフ) - ヒント載せていただけるんですね、ありがとうございます！公開楽しみにしています^ ^ (2022年3月25日 4時) (
レス) id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ちこさん» いつもありがとうございます。続編のトップにパスワードのヒントを載せます。下書きの状態ですので、公開までしばらくお待ち頂けると幸いです (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - キンプリさん» 初めまして、いつもありがとうございます。現在下書きの状態で、パスワードのヒントは続編のトップに記載します。公開までしばらくお待ち頂けると幸いです。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - 移行楽しみにしてます♪続編も読ませていただきたいです。パスワードは教えていただけるのでしょうか？6人の奮闘記はとても好きな作品なので最後まで読みたいです！ (2022年3月24日 21時) (レス) @page45 id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ(プロフ) - はじめまして！移行決定おめでとうございます。彩笑さんの小説、本当に大好きです！移行先での続編も、読ませていただきたいのですがパスワードがわからなくて‥。パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？これからも、彩笑さんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: c3894689ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年7月25日 15時
