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――目が覚めると、疲労感と傷みが体を襲う。
「ーっ、い“」
思わず身を捩ると、ソファらしきものから落下した。
「い“っ……」
何とか立ち上がると、少し離れた位置にある机に肘をついている男が目に入る。
「……毎度毎度、貴方の策略には関心するよ。」
Aは血塗れのセーラー服と体のあちこちに巻いている包帯を眺めて言った。
「ドストエフスキーさん。」
座れと言わんばかりの椅子に腰かけ、思考をめぐらす。
「首領からの任務だったからすっかり油断してた。」
「・・・」
面白いとでも言いたげに口角を上げるドストエフスキー。Aは、言葉を続ける。
「貴方はこの事件が起こる事を知っていたんだ。恐ろしく耳が早い貴方ならおかしくないよね?
恐らくこの事件が始まりに過ぎない事も、事件の末何が起こるかも分かってるよね。」
包帯の上からけがの程度を確認しながら、Aは口角を上げた。
「で、貴方が楽しむ事にした。多分あたしのお気に入りの子がいるって聞いたからかな?
その為にはあたしが邪魔だったから何とか情報を偽造してわざわざ国際会議場の任務に行くように仕向け、事件の犯人が予定通りに会議場を爆破した。」
一通り確認すると、ドストエフスキーと同じように手を組む。
「はい、これで貴方の“楽しく傍観計画”の障害が一つは減りました!あたしは暫く十分に動け無いみたいだからね。」
ドストエフスキーは笑った。
「お見事です。流石太宰君の元部下だ。ここで徹底的に壊してしまいましょうか。」
Aはやめてよ、と笑いながら立ち上がった。
「
「!!」
余裕の笑顔を崩さず、ここがどこだか分かっているように部屋を出たAだった。
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9Sに殺されたいロリコン - 腕を冷やせば蚊に刺された程度にしか感じない。 (2019年9月1日 14時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年9月15日 0時) (レス) id: 74107eb362 (このIDを非表示/違反報告)
愛子*ビー玉(プロフ) - 美夜乃さん» そこまで言ってくださり、嬉しい限りです!少しずつになりますが、更新頑張って行きます。コメントありがとうございました! (2018年6月28日 16時) (レス) id: 1d139961bb (このIDを非表示/違反報告)
美夜乃 - 待って栗夢ちゃんめっちゃ可愛い好みどストライクすぎる(真顔)めちゃくちゃ面白かったです!栗夢ちゃんの可愛さがもう…更新頑張ってください応援してます! (2018年6月28日 16時) (レス) id: a451b06430 (このIDを非表示/違反報告)
愛子(プロフ) - 雪見だいふくさん» コメントありがとうございます!注射嫌いですよね(笑)げんなりしすぎて看護師さんに笑われましたから……意見ありがとうございます。これからも頑張ります! (2018年5月16日 16時) (レス) id: 1d139961bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛子*ビー玉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ayamek05102/
作成日時:2018年5月1日 9時