好きって言ってよ！ DK

☆桜の木 ページ7

m『ご両親は？』

「ん〜多分しばらく帰ってこない
まともに家に居ないから。忙しくて」

m『普段から？』

「そ、基本私この家に一人暮らしみたいな感じ」

SM『寂しくない？』

「もう慣れた‪よ」

m『じゃぁ夕飯とかもひとりなの？』

「ん〜まぁ基本的には。学校のお昼以外ひとりかな」

m『決めた！今度から毎日は無理だけどAん家で夕飯一緒に食う！』

「いや、勝手に決めないでよ」

SM『家じゃなくても良いからたまには夕飯一緒に食べよ？』

「大丈夫だよ‪w
それに外食する訳じゃないから1人で食べてもジロジロ見てくる人も居ないし」

m『そーじゃなくて！ひとり食べるより2人3人の方が美味しいからだよ！』

SM『そうそう！』

「今はいいかもしれないけど2人に特別な人が出来たらそうはいかないでしょ？

いつか無くなってまた寂しい思いをするなら
知らない方が幸せな事もある

でも2人の気持ちはすっごく嬉しい！
ホントにありがとう」

SM『そんな寂しい事言うなよ…』

m『わかった！』

「ん？」

m『僕の特別な人になればいいんだよ！Aが！』

SM『はぁ…』

「私にはソックんが居るからごめんなさい」

m『…本日2度目のフラれ！』

「ㅋㅋ
ミンギュの元カノ超可愛い子ばっかだから私がタイプじゃない事くらい知ってるからねっ！

それじゃ適当に座っててー飲み物持ってくるから」




と、飲み物とお菓子を持って戻ってくるとまだ肌寒いのに風通しのいい板の間にゴロンとくつろいでいた

「寒くないのー？」

m『んー気持ちいい』

SM『ねぇねぇ、そこの木って桜？』

と、ソックんが指さす中庭の木

「そうそう！よくわかったね！
お父さんが日本と韓国の架け橋にって植えたの

もう少し暖かくなって桜が咲いたら仲良くなったお友達を呼んで
お花見をすればいいって

…今までお花見したことないけどね…


あっ！！！
今年３人でお花見しよ！？

あと１ヶ月もすれば咲くと思うんだ！
ピンク色ですごく綺麗なんだよー！？」

SM『いいの？』

「うん！」

m『お花見って何やるの？』

「早い話が桜の木の下でピクニックって言えばいいのかな」

m『何それ！超楽しそう！』

「食べ物も飲み物もいっぱい用意してさ！」

SM『のった！』
m『俺も！』

「今から楽しみすぎてどうしよう！」

☆最後の晩餐しとけよ→←☆うちゅちゅ〜

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