好きって言ってよ！ DK

☆オンマのお出迎え ページ35

ピンポンパンポーン♪

と終わりを告げると、ふぅ、とひと息


この扉を開けたらABさんからまた嫌がらせが始まるのだろうか。

それならそれまでだな。

私がこんなやり方したから受けて立とう。

「よしっ。」

と、覚悟を決めてドアを開けた途端に視界が無くなる




「ミンギュ前見えないよ…ㅋㅋ


…ごめんね、名前出して」

m『俺らならいくら悪く言われてもいいのに

嫌がらせって何されてたの？』


「大事な筆おられたり…


絵…破られたり…


下駄箱に…ネズミの死 骸とか入れられてたり…


まぁ色々
慣れちゃったけどね」

m『知らなかった…ごめん。』

「言わなかったから笑」

m『気づかなかった自分が悔しい』

「エスパーじゃないんだから(笑)

…ソックんは？」

m『ソユンちゃんを…』

「修羅場？」

m『わかんね…守る為なのか、ただ話がしたいが為なのか…
最後まで聞くとソユンちゃんを教室から連れ出したよ』

「そっか。ソックんらしい…それきっとソユンちゃんを好奇の目から守るためだよね…
ホントに…優しいなぁソックん…

怒ってた？

あ…教えて欲しいのだけど…
今、周りはどう言う状況？」

m『ん〜割とカオス(笑)』

「ＡＢさん達は？」

m『とりあえずここには居ないよ』

「私これ、退学とか停学かな…
だったら少し寂しいな…ふたりと仲良くなっちゃったから…ㅋㅋ

ここまで平穏に地味にやってきたんだけどなぁ…
さすがに今日は我慢ならなかったわ…(笑)」

m『ありがとな…俺達の為に』

「お礼なんて言わないで

謝らなきゃいけないくらいの事したんだから」

m『次謝ったら…
黙ってねぇからな(笑)

かっこよかったよ(笑)』

「茶化さないでよ

さて、職員室行って今後の処分を聞いてくる」

m『俺も一緒に行く』

「ㅋㅋ心強い」

それから周りの色んな視線を感じながら職員室までの廊下をゆっくりと歩いた
失礼しますと職員室に入って担任の元に行けば

先『お前…そのほっぺた…大丈夫か？』

「触ると痛いですけど…なんともないです

で、先生、私、退学ですか？停学ですか？」

先『俺はお前が言った事は間違ってないと思う。

だが。

こんなに全校を騒がせた事はゲンコt「いってっ！先生ゲンコツ言う前にゲンコツはなしだよっ！」

先『これだけで済んで良かったと思え』

m『え…ってことは？』

先『処分はナシだ(笑)』

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