☆ミンギュのバーカ ページ14
「改まって言われるとなんか照れちゃうね
…ふっ…ふっ…ふぁっクションっっ！」
なんとも豪快なクシャミをしてしまった…恥
m『やばいやばい、風邪ひいたら大変だ！』
って慌ててドライヤーのスイッチを入れたから
暖かい風が顔をかすめる
時折ミンギュの鼻歌も聞こえて
でも手元の動作は相変わらず大型犬を扱うようで力強い
その点を除けば
小さい頃お母さんにやってもらった光景が瞼に浮かんで
少しの寂しさと暖かい気持ちが胸に宿る
ここ数年独りぼっちの誕生日を過ごしてきた私には
ミンギュの優しさがくすぐったいや
「ねぇミンギュ〜」
m『ん〜？』
「ホントに私を娘にしないか？」
m『ん？なに？』
ドライヤーの音でよく聞こえないようだ
「ミンギュのパーボパーボ」
m『えー？なにー？』
「ソックんのバーカバーカバーカ…」
m『聞こえないってばー！もっとでかい声だして！』
ドライヤーの音は思いの外大きいようだから…
「今日さー…
ソックんにおめでとうって言ってもらうの…
忘れちゃった」
カチッ
m『バーカ』
ドライヤーの音が止まったと同時に聞こえた
ミンギュのバーカ。
「何が？」
とぼけてみたけど
m『言わせてからバイバイしろよ』
すっかり聞こえてる。
「だって…私から言わすのもなんかさ…価値が違うっていうかさ…
それに心ここに在らずな状態で言われてもさ…」
m『…まぁそうかもだけどさぁ』
「まっ、もうどうしようもないかっ！
愚痴ってごめんねっ」
m『ホントにお人好しのおバカさんだな』
なんて言いながらまた髪を解いてくれて
「ミンギュもね 笑
お母さんにまでなってくれて」
m『自分でも不思議だよ
恋愛感情全く湧かないのに
下心全くなく優しくできるなんて』
「下心ないとか正直だね(笑)
男の子って好きな子には下心で優しくするものなの？」
m『少なくとも嫌われたくないからいい顔はするよ
でもそれは女子もでしょ？』
「確かに。
でも私もミンギュに恋愛感情マイナスなくらいないけど
何かあれば味方で居たいって思うよ」
m『こりゃ愛だな』
「それだ。愛だ。親子愛。
でも私が男だったらどこでも誰にでも気兼ねなくミンギュに良くしてあげられるのに…
ミンギュ人気者だから周りの目気にしちゃうかも」
m『いつも通りで良いんだよ
勘違いされても僕とAが間違ってなければそれでいい』
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えっ子(プロフ) - 最近ソクミンペンになりました！最初の頃は笑いありで楽しませてもらってたんですが、読むに連れてティッシュが減る減る…。最後号泣しながら読んでました。無事二人が結ばれてよかったです！またお話楽しみにしてますね！ (2020年1月9日 13時) (
レス) id: 0134df88d3 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅめ - 私ソクミンペンなんです！すごく嬉しいし、きゅんきゅんしました！続き読みたいです！ (2019年3月29日 13時) (レス) id: 26019e1dd1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - そんな事言われたら、更に続きが読みたくなってしまった｡ﾁｬﾝﾐﾝとﾃﾞｼﾞﾁｬﾝの作品も気になるのに、こちらの続編も凄く読みたい。 (2019年3月25日 22時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
あやまろ(プロフ) - はなさん» ぞぞぞぞぞ続編？！書いてしまって良いのでしょうか？！ポルちゃんとの美味しいもの探検隊とか主役なのに存在感薄かったソックんとか旅に出た後のﾐﾝｷﾞｭとか書いちゃいますか？！←すぐ調子乗る（笑） (2019年3月25日 7時) (レス) id: 74f0e4a445 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - あやまろｻﾝお疲れ様でした(^∇^)ノ今回も、素晴らしい作品で、満足だけど、おかわりの続編が読みたい♪ｾﾌﾞﾁｲﾏｲﾁ分からないけど(笑)(^皿^) (2019年3月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 5673869410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやまろ
| 作成日時：2019年3月10日 22時
