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「アハハハ！
二人とも全然似合ってない！！」
お土産コーナーに設置された試着室から出てきたオレ達二人を迎えたのは腹を抱えながら笑うAだった。
オレ達と同じクソダサいTシャツをを着ているにも関わらず、長い髪を纏め上げ、ショートパンツで白い足を惜しげもなく晒し、いきいきと笑っている姿は、ダサいTシャツのダサさを雰囲気で無理矢理相殺しているように思える。
「なんであの時オレは承諾してしまったんだろう」
「……全くだ」
隣を見ればクロロが死んだ目で立っている。
カラフルなTシャツとクロロ……オレが言えた話ではないが全く似合っていない。笑っては駄目だと分かっているがクロロの死んだ目を何秒もみていると自然と口元が緩んでしまう。
「あははっ！もうダメ！びっくりするほど似合わないねクロロ！」
「お前もなかなかだぞ、シャル。
頭の色が金だからだろうな、服の色と合わさって余計奇抜だ」
「だよねー、オレも鏡見たとき流石に後悔したよ
せめて左の被り物にしようって言えば良かったって」
「止めておけ、Tシャツに被り物が追加されるがオチだ」
「うわ、地獄じゃん。しかもちょっとあり得そう」
軽口を言いながら、クロロと並んで店を出たAを追う。
テーマパークは初めてだと言っていた言葉の通りに、Aは目に入る全ての物に興味を示し、瞳を輝かせていた。
「シャル！クロロ！次これ乗りたい！」
「お、いいね。それここ一年でできた新しいアトラクションらしいよ」
「確かに言われたら他のより建物がきれい」
Aが言うように、建物の塗装は塗り立てかのように真っ白で、また入口付近の匂いも新築のものだった。
三人で列に並びながら、シャルナークの持つパンフレットを覗き込む。
「内容はどんなものなんだ？」
「モデルとなったのは太陽と北風の童話で、オレ達は旅人として北風と太陽の試練を受けるらしいね」
「あーー、その話なら聞いたことあるかも？」
曖昧な記憶を掘り起こすAの眉間には皺が寄る。確かにそのような話は聞いたことがあるが、どんな内容だったかは全く覚えていない。これは念能力云々ではなく、単純に覚えてないやつだ。
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カンナ(プロフ) - お返事ありがとうございます！嬉しいです、、応援してます！これからも楽しみに読んでいきます！ (3月28日 3時) (
レス) id: fc7530e511 (このIDを非表示/違反報告)
あやこ(プロフ) - カンナさん» カンナさん、コメントありがとうございます。 お待たせして申し訳ありません。part2やっと終わりました。part3は少しでも更新頻度を上げれるよう頑張りますので、是非最後までよろしくお願いします。 (3月26日 0時) (レス) id: 7bf5456e4c (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - 素晴らしすぎる作品に出会えました、、、この出会いに感謝しかないです．お忙しいとは思いますが、無理ない程度に更新していただけると全わたしが歓喜します。応援してます！ (3月18日 10時) (レス) @page46 id: fc7530e511 (このIDを非表示/違反報告)
あやこ(プロフ) - 天音さん» 天音さん、コメントありがとうございます。お待たせして申し訳ありません、ストーリーはまだまだ続きますので、是非最後までよろしくお願いします。 (3月9日 21時) (レス) @page46 id: 172db88909 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - とても素晴らしい作品に出会えたことに感動してコメントを残したくなりました。読んでいて時間を忘れるほどに面白かったです。素敵な作品をありがとうございました。 (8月28日 20時) (レス) id: 2158ec844c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやこ | 作成日時：2018年11月13日 23時
