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食後のドリンクが届き、それを一口飲んだと同時にクロロが口を開いた。
「シャル、今日は何をする予定なんだ？」
「うーん、何個はピックアップはしてるけどコレってのは決めてないんだよね
食事も終わったし今日の予定は今決めてしまおう」
シャルによって机の上に広げられた付箋の貼られた雑誌を手にする。
無造作にページを捲れば、近場の観光地や、遊び場に印が付けられていた。
水族館 バラ園 テーマパーク 動物園 美術館 高いだけの山 蛍が集まる川辺 プラネタリウム 期間限定の美術館等々
「……どれも行ったことないから悩むなー、うーんどれも行ってみたいけど……」
雑誌を見つめながら何気なく呟くと、何てこともないようにシャルが口を開く。
「どれも行けばいいじゃん」
盲点。
その発想は無かった。
口をポカンと開けていると、容赦なく、でこぴんが飛んできた。
「あいた！」
「間抜け面みっけ」
「失礼な！」
おでこを押さえながら怒るとシャルは歯を見せて笑う。
隣を見るとクロロまで口元を押さえて笑っている。
「クロロまで！」
「すまない、面白くてな
Aはまずどれに行きたいんだ？」
少し悔しい気もしたが、嬉しさと楽しさが勝ったので、素直に雑誌を受けとる。再度ペラペラとページを捲ると、特に気になり、目に留まる物が１つあった。
「これ……」
そう指差せば二人は雑誌を覗き込む。
指の先のはテーマパークのお土産コーナーのページ。そして、その中のやたらカラフルなTシャツ。
ハイテンションな虹色の兎が輪になって踊っている柄のTシャツだ。
「このTシャツ三人で着てテーマパーク回りたい」
そう言って二人を見れば、シャルは顔を両手で隠し、クロロは頭を抱えている。
「……マジかー」
「……少し、考える時間をくれ」
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カンナ(プロフ) - お返事ありがとうございます！嬉しいです、、応援してます！これからも楽しみに読んでいきます！ (3月28日 3時) (
レス) id: fc7530e511 (このIDを非表示/違反報告)
あやこ(プロフ) - カンナさん» カンナさん、コメントありがとうございます。 お待たせして申し訳ありません。part2やっと終わりました。part3は少しでも更新頻度を上げれるよう頑張りますので、是非最後までよろしくお願いします。 (3月26日 0時) (レス) id: 7bf5456e4c (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - 素晴らしすぎる作品に出会えました、、、この出会いに感謝しかないです．お忙しいとは思いますが、無理ない程度に更新していただけると全わたしが歓喜します。応援してます！ (3月18日 10時) (レス) @page46 id: fc7530e511 (このIDを非表示/違反報告)
あやこ(プロフ) - 天音さん» 天音さん、コメントありがとうございます。お待たせして申し訳ありません、ストーリーはまだまだ続きますので、是非最後までよろしくお願いします。 (3月9日 21時) (レス) @page46 id: 172db88909 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - とても素晴らしい作品に出会えたことに感動してコメントを残したくなりました。読んでいて時間を忘れるほどに面白かったです。素敵な作品をありがとうございました。 (8月28日 20時) (レス) id: 2158ec844c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやこ | 作成日時：2018年11月13日 23時
