戦う軍医の最終任務【我々だ】 (ページ11)

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六十話ページ11

MOB side

─現代─

MB「我々だの動画見よーっと。ジュリアせんせメインの動画見たいよね～」

タグがジュリア先生,女装,介護,魂が女性という動画を再生する

gr『あぁージュリア先生、強いんじゃ～』

パソコンに向かい、画面に広がる世界地図を眺める
彼等はゲーム実況者であり、Hoiをプレイしている
かなり前にあがった動画だが謎に包まれたメンバー、ジュリアの話というだけで再生数が高く未だに増え続けている

jra『なんで僕だけ女性の名前なのか未だに謎やね…』

os『なんかしっくりくるんよな、ジュリア』

─流石ジュリア先生w─

─自分で決めたんじゃないの？─

画面に白い文字が流れていく

jra『何その魂が女性みたいな』

utu『ジュリアちゃ～ん、エイリアンに殺されるよ～』

jra『はいはい。いま助けるから、軍が行進してるから』

─魂が女性www─

─ジュリアに介護される大先生w─

MB「ジュリアせんせって珍しく普通の人だよね。FPSガチ勢だけど」

os『ジュリアさ、高校の時女装させられとったよな』

jra『大先生、着いたよ。え、そんなことあったね』

kn『ジュリア、女装したんか!!』

男の笑い声が鼓膜に響く
タグには音量注意もあったな…

jra『無理矢理やで。柔道部に捕まって、女子に抑えられたら抵抗出来ひんやん。怪我させたらアレやろ』

os『元がいいから女子が本気で、完成度高かったわ～』

jra『ははは。冗談も程々にしんと─自己規制─するで』

P音が入り、全員が爆笑する

jra『なんもおもろくないからな!!』

そこで動画が終わる

MB「そう言えばなんでジュリアって名前なのかは一切触れなかったなぁ。先生って呼ばれてる理由もイマイチわからないしなぁ」

生放送を思い出す

jra『知らんでええねん。国民は国民らしく僕らの馬鹿やっとる所を楽しんでくれや』

jra『皆と馬鹿やるそれが僕は何より嬉しいわ』