滞在日誌7 ページ49
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『でもね、青さんが助けてくれたんだけどね、でもそこはもうふねの上でね、ここまで来ちゃったの』
ーー｢ここって…｣
『おっきくて、かいぐんがたくさんいるとこ』
ーー｢ぶふっ｣
ーー｢…汚ねェぞお頭｣
どうやらシャンクスが驚きのあまり吹き出したらしい。
ーー｢わ、悪い。でも待て、A。まさか…海軍本部とか言わないよな…？｣
『…ごめんなさい』
シャンクスが怒ってると勘違いしたAが謝ると、シャンクスは慌てて
ーー｢いやいや怒ってるわけじゃねえんだ！！ただ…｣
『どーしたの？』
ーー｢んや、何もねェ。…よし！A。そこから動くなよ？必ず助けに行く。｣
力に溢れたシャンクスの言葉にAは嬉しそうに元気よくうなづいた。
ーー｢それと簡単に能力を見せちゃダメだ。自分の身が危なくなった時だけにするんだぞ？｣
若干既にそれを破りかけている気がしたAだが、『わかった』と返事をし、能力は使わない、と心に決めた。
ーー｢よし、なにかされそうになったら全力で逃げるんだ。俺たちもすぐに行くから｣
Aーー！！待ってろよー！
すぐに助けるからなァ！
政府なんかに負けんじゃねぇ！！
通話口から、赤髪海賊団のクルーたちの声が次々聞こえてくる。
それに泣きそうになるのを堪えて、『ありがとう』と口にしたその瞬間
｢Aーーーー！！！！どこに行ったんじゃ！！｣
誰かの叫ぶ声がAの耳をさす
『ひっ…またねぱぱ！』
ーー｢おいA！？｣
慌てて電伝虫を切ったAは電伝虫を通信室に隠し、こっそりと部屋を出た。
声の主を探して歩くこと数分
『じいちゃん…？』
そろーっとAはお目当ての人物に声をかけた。
｢ん？…おお！どこにおったんじゃA｣
『赤さんとおにごっこしてた！』
｢だからサカヅキがお前を探しとったんじゃな｣
何かに納得したようにうなづいたガープは、
くしゃっとAを見て頬を緩め、Aを抱き上げると、｢サカヅキから逃げ切るとはなァ｣と、頭をぽんぽんと撫でた。
｢そうじゃA！お前を連れて行きたい場所がある！明日の朝船を出すから準備をせい！｣
『おでかけ？』
疑問符を浮かべるAに、ガープは楽しそうに笑うだけだった。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
