航海日誌21 ページ22
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シャンクスとベックマンがAの周りを警戒するようになったのに対し、Aとクルーたちはといえば……
Aの手配書は甲板の、クルーたちが集まる掲示板に飾られていた。
『30億ってすごいのー？』
｢そりゃあそうよ！それに加えて生け捕りのみ、ってのもなあー？｣
｢さすが俺らのAだな〜？｣
という具合には緩みきっていた。
手配書が出回ってから早2週間
次の島に着いても、Aは船の中で身を潜めていたから全く追われてる自覚もなく…
当たり前といえば当たり前なのだが。
しかし、この油断が後の事件を招くなど、この時の彼らには知る由もなかった。
＊
シャボンディ諸島の一つ手前の島を出発して1週間と3日
｢島が見えたぞーｯ！！！｣
見張り台にいたクルーの声が船中に響き渡った。
その声に引かれるように、船室からクルーたちが出てくる。
数々の集落が集まる、島じゃない、島
41番GRに船を着け、甲板にてシャンクスがみんなの前立った。
｢この島でやることは3つ。Aの引渡しと、船のコーティング、あと病院｣
それを聞いたクルーたちは、見てわかるほどに明らかに落胆した。
｢…お頭ぁ……本当に引き渡しちまうのか｣
｢もっと一緒にいちゃダメなのか…｣
｢もう俺たちの家族だろ？！お頭！｣
いつもとは打って変わって弱々しいクルーに、シャンクスも眉を垂らした。
｢最初からそういう約束だっただろう？Aを探してる人がいるかもしれないんだ、この島に｣
そうシャンクスが説得したとて、クルーたちはわーわー嘆いた。
｢コーティング屋は俺が探そう。何人か手伝ってくれ｣
｢助かる、ベックマン。みんな、まだ別れるって決まった訳じゃねェんだ。俺かベックマンについてくる奴、船番に数人。｣
｢残った奴でAを病院に。……Aの熱はまだ下がらないか？｣
｢お頭ｯ！！部屋にAがいないぞ！！｣
船室から出てきたクルーがそう叫ぶ。
｢な、本当か！？他の部屋も探すんだ！あの状態で一体どこに…｣
実は二日前からずっと熱を出しているA
シャンクスの部屋で寝ていたはずなのに、その姿がなくなったという。
クルー全員での捜索が始まった。
｢…あそこにいるの、Aじゃねェか？｣
見つけたのはヤソップ
ぴっ、と指を指した方向には、地面から出てくるシャボンに乗って空に上がって行くAの姿が。
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
