航海日誌17 ページ18
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Aだけが船の揺れを気にもせずに走れ、そしてそのまま舷から飛び降りた。
｢あんなとこから飛び降りて無事じゃすまんぞ…！｣
とにかく逃げることで頭がいっぱいのAはそんなことを考えられるはずもなく、落下しながら焦っていた。
『どどどうしよう、しんじゃう』
ぎゅっ、と目を瞑って無意識に受け身をとるAの身体を、誰かが包み込んだ。
｢なんでお前は海軍の船から落ちてくるんだよ…心臓に悪い｣
『…ぱぱ、』
｢逃げるぞ、捕まってろよ｣
海はもう、荒れていなかった。
＊＊
｢Aを見つけた。海軍が来る！船を出すぞ！！｣
船に乗りこんで、シャンクスは自分の部屋にAを置いてから甲板にて指示を出した。
｢お頭、悪かった。俺がいながら｣
｢そんな！副船長…！！俺らのせいですから！！｣
｢そうっすよ！！お頭！！副船長は悪くないんです！！｣
Aに付き添っていた三人が頭を下げた。
｢いや、気にしなくていい。それより、ログは？｣
｢万全だ。いつでも出航できる｣
運が良くも、この島のログは3時間で溜まる。
これも、彼らが併せ持つ運なのか。
はたまた、Aが引き寄せる運なのか。
船は、急ピッチで出航した。
｢お頭ァ！海軍が追ってくるがどうする？沈ませるか？｣
｢ありゃガープの船だ。そう簡単にゃ沈まねえ…。Aもいる、今は引こう｣
｢ええっ！海軍の英雄がなんでここに！！｣
｢その話はあとだ！みんな！自分の場所を離れるなよ！｣
後方から追ってくるガープの軍艦との距離は、およそ数百メートル。
｢おのれ！！逃がさんぞ赤髪ィ！！拳骨流星群！！！｣
何十、何百の大砲の玉がガープにより、素手で投げられる。
クルーは団結し、大砲を避け、時には打ち返し、全速力で海を駆けた。
しばらくして軍艦が見えなくなり、何とか逃げ切った時。
シャンクスは、この島で集めたここら辺の海の情報をクルーに話した。
ひとつ、ここひと月ほど、Aの故郷の島を含め、その近くの島は全て海軍の中将クラスが駐在しているということ
ふたつ、海軍やCPが総出で悪魔の実を捜索しているということ
その悪魔の実の名前は、ウミウミの実とタムタムの実
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ギザラス(プロフ) - テスト頑張って そして無事戻ってきてください (2020年7月2日 0時) (
レス) id: 1fe190bcff (このIDを非表示/違反報告)
果耶(プロフ) - テスト頑張っください！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: ca4e14c205 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - オリ主ちゃんが可愛くて最高です(笑) 更新大変だとは思いますが、無理せずに頑張ってください。応援してます！！ (2020年6月30日 20時) (レス) id: 151caa4874 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月15日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ろりお(プロフ) - コクマさん» めちゃくちゃ嬉しい褒め言葉！！頑張ります〜！ (2020年6月15日 20時) (レス) id: 38c94b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2020年4月2日 0時
