あ、髪切った？ ページ27
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『……ねー、なんか私の事見て気づいたことない？』
朝、教室で駄弁っていると、痺れを切らしたような表情をしてAが言った。
『気づいたこと？』
はて、と彼女の発言に沿って切島上鳴と共にAのマジマジと観察する。
至って昨日とおなじにしか見えず俺たちは3人揃って首を傾げた。
頭の上にはてなが飛び交う中
『……あ！！！もしかして！！！！』
何か思いついたのだろう、上鳴がぽんと片手をついた。
『お！！』とAはそれを見て少しばかり期待を含んだようなキラキラとした顔をする。
かく言う俺達も正解が気になる訳であるから上鳴に視線を集中させた。
上鳴は自信満々にニヤリと笑うと口を開く。
『お前、最近ちょっと太『誰かこいつのこと殺してくんない？』』
ひでぇ！！！！と叫ぶ上鳴にAは腹にグーパンをヒットさせる。
『デリカシー無さすぎんだろ』
『ｩｸﾞｯ……お、お前はほんっとにすぐ手が出るな』
苦しむ上鳴に同情の意を込めた視線を送りつつ、まぁ、Aの手の早さ口の悪さはいつもの事で、しかも今回ばかりはお前が悪いから仕方ないと心の中で合掌しといた。
『しっかし、お前どこが変わったんだ？』
苦しむ上鳴には目もくれず先程からずっとAを見つめる切島。
少しくらい上鳴を労わってもいいじゃね？と思ったが、まぁ別にいいかと思いなおす。
切島の声に『む、』と反応したAは上鳴の胸倉から手を離し(もうやめたげて)此方を見た。
そして、諦めたようなため息を吐き
『ちょっとくらい気づいてもいいよね〜』
と言いながら『変わったところはね、』と口を開いた、その時だった。
『……あ！花咲さん、髪切ったんだ！』
丁度俺達の真横を通った緑谷がぽつりと呟いた。
それを聞いたAは嬉しそうに頬を緩ませる。
『流石いずくん！！！！昨日切ったばっかなの！』
『うんうん！似合ってるよ！！』
そんなふたりのやり取りをぽかんとした顔で見る俺達3人。
そしてまたその時、先程からトイレに行っていた爆豪が帰ってくる。
『あ、爆豪。』
『お前さ、Aの今日の変化、何か分かるか？』
上鳴がどうせ爆豪も分からないだろう、そういう思いを込めた質問をする。
『あ？』と爆豪はAをじっと見つめた。
『……髪がちげえ』
ボソリ、と言った爆豪に敏感に反応したAは『かっちゃん！！！』と爆豪に抱きつく。
『……幼馴染組強え。』
『それな。』
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aya(プロフ) - あかねさん» うわああ嬉しいです！派閥ほんとに尊いですよね、更新頑張ります！コメントありがとうございます！！ (2020年3月30日 15時) (
レス) id: 2714266e9e (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - あああ甘酸っぺえーー！！好きです！派閥組好きやから余計好きが溢れます！更新楽しみにしてます、頑張ってください(^^) (2020年3月29日 23時) (レス) id: e8088c70b5 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 有毒性高めの味噌汁さん» あああ分かります！かっちゃんかっこいいですよね！更新頑張ります！ありがとうございます！ (2020年3月29日 21時) (レス) id: 2714266e9e (このIDを非表示/違反報告)
有毒性高めの味噌汁 - かっちゃんにきゅんきゅんしすぎて心臓が痛いよー！更新頑張ってくださいー！ (2020年3月29日 21時) (レス) id: b6aa212c61 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - リョンリョンさん» ホワホワしていただけてほんとに良かったです！！！ただの私の欲の塊の小説ですがこんなコメントいただけてほんとに嬉しいです！！更新がんばります！ありがとうございます！！ (2020年3月27日 23時) (レス) id: 2714266e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aya | 作成日時：2020年3月20日 12時
