You gotta love it 38. ページ39
「‥っ」
何も言えなくなっちゃって、無言で俯く。
「なんでお前がそんな顔してんのさ」
上から笑いながら純ちゃんがそう言う。
「‥‥」
「‥ごめんな。」
よしよし、と頭を撫でてくれる。
そんな謝られたらなんか惨めになる‥
あたしそんな魅力なかった‥かな
期待してた自分がバカらしい。
「オレが無理やり押し倒したから怖かったよな？」
「‥‥え？」
「あ、いやっ、凄い顔してたっつーか、
目に力相当入れてたから怖かったかな‥って。
‥違った？」
‥‥‥なんだ。
そうだったんだ‥
純ちゃんなりに気を使ってくれてたんだね。
「無理やりするつもりなんてねェし。
‥てか、できネェよ。 お前はホント大切にしたいし。
だから、Aが大丈夫になるまで待つから‥」
「違うのっ」
俯いてた顔をバッと上げ純ちゃんの目を見る。
「‥違う、んだ。
初めてだし、若干の怖さもあるけど‥
でもそれ以上に緊張してて、
でもでも、それ以上にもっと、純ちゃんになら
何されても大丈夫って思ってて‥‥‥」
「A‥」
「だ、だからっ、その‥えっと‥
純ちゃん、抱 い て‥？」
顔から火が出そうなくらい恥ずかしい。
ちょっと言った事を後悔。
‥でも。
「‥ま、マジ‥!? ‥え、お前意味分かってる!?」
突然のあたしの発言に動揺を隠せないでいる。
‥コクリ。と小さく頷けば、
「お、おおおおまっ、ホントに理解してんの!?!?」
顔を真っ赤にさせて再度あたしに問う。
耳まで真っ赤だよ、茹でダコ状態だよ純ちゃん。
「分かってるよ。 いくらあたしでもそれくらい。
キスの先‥‥‥え っ ち、くらい」
「‥！！」
「だから‥‥純ちゃんのモノになってもいいよ?」
少し上目遣いなんかしちゃって、あたしらしく
なんか全くない女の子感で言ってみた。
「‥‥‥‥いいんだな?」
「‥うん」
頷くと、あたしを再度ベッドに押し倒す。
さっきみたいに乱暴にじゃなく、優しく。
ベッドに仰向けになって倒れたあたしの
制服に手を掛け、ゆっくり、ゆっくりと
シャツのボタンが外されてく。
ボタンが全部外されて、素肌と胸元が露わに。
こんなの初めてで恥ずかしいの何物でもないって
思った。
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はるる(プロフ) - すごく面白かったです！また新しい作品楽しみにしてますね！ちなみにTwitterフォローさせて頂きました (2021年12月23日 22時) (
レス) @page48 id: 949bb37736 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ - すごくおもしろくて、一気見してしまいました。！ これからも頑張ってください。 応援してます (2020年3月23日 17時) (レス) id: f2dd19365c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - 瑠羽さん» 最後まで読んでくださりありがとうございました！！！！ *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･* 感謝、感謝でございます‥！！！ (2018年2月4日 22時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
瑠羽(プロフ) - すごく面白かったです！お疲れ様でした (2018年2月4日 18時) (レス) id: eb10b42a0f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃも。(プロフ) - きまにゅ☆さん» ありがとうございます(´；Д；`) こちらも是非フォローさせていただきます！ (2018年2月4日 15時) (レス) id: 17622930ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちゃも。 | 作成日時：2017年10月14日 7時
