溺愛ロジック 2

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お昼休み。

先生からLINEで呼び出され、反省部屋(準備室)へ。

「…先生」

心臓がバクバクする。

鍵を閉める先生。

「A、おいで」

手を広げる先生の胸の中へ。

どうか今日は話だけで終わりますように。

後ろから抱きしめられた状態で、長椅子に座る。

「A、水族館行きたかったの？」

私の髪を弄りながら聞く先生。

水族館に挙手したの見てたんだ。

「でも遊園地も好きです」

「水族館、今度二人で行こうか」

また先生の恋人ごっこが始まった。

「はい」

逆らうと怖いから返事する私。

「何が見たい？」

なんだろう。う〜ん…。

「ペンギンが見たいです」

よちよち歩きが可愛いし。

「Aはペンギンとお友達だもんな」

え。いつから？

「なんでお友達なんですか？」

「Aの歩き方、ペンギンと似てるよ」

ものすごく爽やかな笑顔でものすごく腹立つことを言う先生。

「あんなよちよちしてません」

「よちよちはしてないけどいつも手をパタパタさせて歩いてるよ(笑)」

うそ！気付かなかった…直そう(泣)

「可愛い。ほんと食べちゃいたいくらい可愛い」

お腹の辺りにあった先生の右手が、上に這い上がってくる。

む、胸！胸に手がっっ！

「…すごいね、心臓(笑)」

自分でもわかるくらい心臓がドクドクなってる。

先生の左手が私の頬へ移動して安心したのも束の間。

「いただきます」

噛みつくようなキスをされた。

「…A、口開けて」

そう言われて少し開けると、先生の舌が入ってきた。

「んっ、」

されるがままに先生の舌に翻弄されて、クラクラする。

長くて甘いキスからようやく解放された。

「…今度、学校の外で会おうか」

伏し目がちに私の唇を見つめながら囁く先生。

拒否権のない私は頷く。

優しく、甘美に微笑む先生。

見とれていると「もっかいする？」って聞かれて慌てて否定した。

「好きだよ、A」

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