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みっくんは行為の後、ソファで横になって眠ってしまった。
みっくんももしかして今日、疲れたのかな。
私のこと、走って捜してくれたもんね。
焦ってるみっくんなんて久々に見た。
眠ってるみっくんを起こさないようにそっとお皿洗いをした。
その後みっくんが起きたから急いでお風呂を沸かして、みっくんが入っている間に着替えを洗面所に持っていく。
リビングに戻り、携帯を手に取った。
…藤ヶ谷さんからの連絡はない。
LINE、送ってみようかな。
【藤ヶ谷さんとお話したいです】
既読、つかないなぁ。
洗濯物を畳んでまた携帯を見るけどやっぱり既読はついていない。
みっくんがお風呂からあがったから、冷蔵庫へ向かった。
「みっくん、何飲む?」
「ん〜…」
あまり元気がないみっくん。
「みっくんの好きなアイス買ってあるよ」
「いらない」
あれれ。おかしいな。アイスにはいつも食いつくのに。
じっと私を見たまま停止してる。
大丈夫かな…。
「みっくん、横になろ?具合悪いんでしょ?」
「悪くねえよ」
おでこを触ろうとしたら手首を掴まれた。
「…今日のあの酒、Aでも飲めるかと思って買ったやつだったんだけど」
「え…」
「飲もうよ、A」
どこか虚ろな目のみっくんに背筋が凍る。
みっくんはお酒をグラスに注いだ。
「飲ませてやるから」
そう言うとみっくんはお酒を口移しにして飲ませてきた。
「んっ、」
飲みきれなかったお酒が口から首筋へ流れて、みっくんが舌でそれを舐め取った。
「あっ」
熱い舌に身体が反応した。
みっくんは私の額におでこをくっ付けてきた。
「美味しい?」
恐怖感からあまり味がよくわからなかったけど何度も頷く私。
「もっと欲しい?」
いらない、とは言えなくてやっぱり何度も頷く。
「…じゃあ飲ませてやるよ」
みっくんはまた口に含み、私に飲ませる。
垂れてくるのをまた舐め取られるから「自分で飲めるよ…」って言ってみっくんから離れた。
「もうそれはいいから。来て」
寝室に引っ張られてそのまままた抱かれた。
前と何かが違うみっくんが怖くて、ぎゅっと目を瞑る。
その時、携帯が鳴っていたのに私は気づかなかった。
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ayachoko(プロフ) - RuNaさん» RuNaさん(*^^*)コメントありがとうございます!(*≧∀≦*)溺愛ロジックを好きだと言って下さり、励みになりました(;_;)インモラルも読んで下さり嬉しいです(。>д<)これからますます暗くなっちゃいますがお付き合い下さいませf(^^;) (2017年9月2日 7時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
RuNa(プロフ) - 初めまして。溺愛ロジックを読み他の作品も読ませていただいたりしておりました。溺愛ロジックすきでした。そして、インモラルも今凄くハマっています。いつも更新されるのを楽しみに日々を過ごしています。これからの展開も楽しみです! (2017年9月2日 2時) (レス) id: 4e49bd79e0 (このIDを非表示/違反報告)
ayachoko(プロフ) - ましろさん» ましろさぁん( 〃▽〃)藤ヶ谷さんが藤ヶ谷先生と同じになってきちゃってます(^^;好みのせいかついつい…藤ヶ谷さんはもうちょっと人間味出したいです(笑)ガッツリイチャイチャ、私もしたいので頑張ります!(* ̄∇ ̄)ノ (2017年9月2日 1時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
ayachoko(プロフ) - ゆなさん» ゆなさん(’-’*)初めまして(*≧∀≦*)溺愛ロジックの時からなんて、嬉しいです(。>д<)確かにかなり非現実的ですよね(笑)更新頑張ります!これからもよろしくお願いいたします(*^^*) (2017年9月2日 1時) (レス) id: b1988500b3 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - はぁぁ///たいぴがかっこいい(ウットリ)優しいだけじゃない感じがいいです(ウットリ) みったんのアセアセもドキドキするし、続き楽しみです♪ガッツリないちゃいちゃも是非希望します!← (2017年9月2日 0時) (レス) id: df578ce2f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayachoko | 作成日時:2017年8月20日 15時