検索窓
今日:1 hit、昨日:19 hit、合計:92,073 hit

" 不正解 ページ20

沈黙が続く。


『それは違うよ』


柊「早乙女の言う通り、
残念ながら今の答えは不正解だ」


私と先生の言葉に、
みんな目を見開いた。


『確かに、澪奈は皆から無視されていた。
そして、親友だと思ってたさくらに
避けられて深く傷ついた。
それは事実。でもそれが
亡くなった理由じゃない』


茅野「違う…私のせい、本当に私の……」


柊「お前のせいじゃない」


先生は、子供に言い聞かせるように、
言った。


里見「なんであんたに
そんな事が分かるんだよ」

柊「景山本人から、聞いたからだ。
何にあいつが苦しんでいたのか」


甲斐「なら景山は誰に何をされて
自〇したって言うんだよ!」


柊「それはお前達が自分で探せ」


先生の言葉に、
甲斐くんは眉をひそめた。


柊「なぜ、クラスメイトが
死ななければならなかったのか
卒業までの10日間で…一緒に考えるんだ」


クラスが静まり返った。


柊「さてと…不正解だった場合
ペナルティーが科せられるんだったよな」


一気に緊張が走る。


諏訪「待てよ、マジで殺す気?」


柊「当たり前だよ、言ったはずだ
不正解だったらこの中の誰かを殺すって。
だ〜れ〜に〜し〜よ〜う〜……」


みんなは顔を青ざめていく。
甲斐「冗談じゃねぇ、
何でお前に殺されなきゃ
なんねぇんだよ!!」


柊「なんだ?どうした?
この期に及んで命乞いか?」


クラスが、ざわつき始める。


男子が先生に飛びかかるが、
すぐに背負い投げされた。


柊「ははは…活気があっていいねぇ!
こんなに必死になって
授業に取り組んだこと
無かったんじゃないの?
ほら!もっと来い!ほら!」


石倉「煽ってんじゃねぇよ!!」


先生の煽りに見事に引っかかり、
男子はどんどん殴りかかりにいく。


最初は先生が優勢だったけど、
男子が先生を取り囲み押さえつけた。


柊「痛いっ」

" みぞおち→←" さくらの罪



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
139人がお気に入り
設定タグ:3年A組 , 柊一颯   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- ゴミ (2023年1月6日 11時) (レス) @page1 id: 69e45038e5 (このIDを非表示/違反報告)
姫さま(プロフ) - 桃チョコさん» すみませんが、出来ません。お返事遅くなってごめんなさい。 (2021年6月15日 21時) (レス) id: 3ebcc959fb (このIDを非表示/違反報告)
桃チョコ(プロフ) - 名前を変えることはできませんか? (2021年4月24日 14時) (レス) id: f23313bd4e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 名前変えられないですね (2021年1月28日 0時) (レス) id: 9bae7bfea3 (このIDを非表示/違反報告)
姫さま2代目(プロフ) - 気軽にコメントお願いします!アンチコメはお断りです。 (2020年8月28日 19時) (レス) id: b829960b29 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:姫さま2代目 | 作成日時:2020年8月28日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。