A組のプリンセス【1st day】 (ページ11)

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" 監視カメラ... ページ11

さくらside

お弁当を食べている人たちがいる。

殺されてるかもしれないのに、
凄い度胸！

石倉くんも同じことを思ってたみたい。

女子は「殺されるのか」
男子は「脅しだろ」と
思ってること違うっぽい。

普通教師が生徒を殺すなんてありえない。

宇佐美「それを言うなら
この状況が既にありえないんですけど」

確かに

里見「なぁ、
今のうちにみんなで逃げねぇ？」

そんな声が聞こえ、思わず振り返る。

逃げれるの？どうやって？

里見「窓からなら逃げれるんじゃね？」

ドアに特殊な鍵をかける先生が、
窓には何もしてないのだろうか。

きっと何か仕掛けてあるに違いない。

里見くんは窓を開けようとするが、
案の定、開かない。

逢沢｢多分無理だよ、
ドアと同じく特殊な鍵が掛かってる…」

真壁「あ、だったら外にいる
先生に助けを求めてみるとか？」

みんなは外にいる先生たちに、
必死にアピールし(SOSのカード？)
助けを求めた。

すると、
教室内にキーーンという音が響いた。

柊「助けを呼ぼうとしも無駄だよ。
その窓ガラスは外からだと
中の様子が見えないようになってる」

石倉「何でバレてんだよ」

焦り出す、クラスのみんな

逢沢「監視カメラだ！」

逢沢くんが指差す先には
前まではなかった監視カメラ。

「カメラ…」

柊「みんなのことがよ～く見えるよ」

諏訪｢ちっ…」

柊「はい、諏訪。
今の舌打ちは何に向けてかな？
あ、ちなみにこのカメラは高いから、
壊したらペナルティーだぞ～」

凄い、舌打ちさえも拾う、
高性能なカメラ。