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それからの１時間は兎に角 " 無 " でしかなかった。
ご飯の味も、酒の味も、しなくて
香水の臭さも、騒いでる奴らも、何も感じなかった。
｢リョウマ先輩どこ行くんっすか！｣
｢煙草。岸はいちいち煩いな(笑)Aちょっと行ってくる｣
｢うん、寒いから長居しないでね｣
リョウマ先輩の彼女をしているAさんに
嫉妬しつつも、俺も席を立って彼を追い掛けた。
｢リョウマ先輩｣
｢おー廉か。お前も煙草？｣
｢いや 僕吸ってませんよ｣
｢そうだよな。じゃどうしたんだ？｣
リョウマ先輩は火のついていない煙草を
指で挟んだまま俺の返答を待っている。
｢ちょっとリョウマ先輩に話があるんですけど、いっすか｣
｢おう。いいけど、就職の悩みとかだったら俺より‥｣
｢いや 違うんっすよ。｣
片眉を軽く上げて、なら何？とでも言い出しそうな
表情で俺を見るリョウマ先輩の若干の圧を感じながら
俺はスっと息を吸った。
｢俺、見たんっすよね。リョウマ先輩が他の女の人と手、繋いで歩いてるとこ｣
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きゅん(プロフ) - このお話の廉くん可愛すぎます！廉くんがブンブンしっぽ振ってるのが想像できて、それを考えてはニヤニヤとしています！いつも素敵な作品をありがとうございます！更新頑張ってください！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
初子(プロフ) - 面白いです、更新楽しみにしてます！ (2019年10月14日 0時) (レス) id: e87bce962c (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます！更新遅い方ですがなるべく毎日更新はしたいので待っていて下さると嬉しいです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話の展開が楽しみです。更新待ってます。 (2019年10月12日 17時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年10月12日 14時
